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「勉強中に聞くプレイリスト」としてYouTubeで人気を博した「lo-fi hip-hop beats to study/relax to」が一時的に利用停止に

 

 

YouTube、Spotify等で大人気となり、ネットミームにまで発展したlo-fi・ヒップホップ・ビートのプレイリスト。中でもYouTubeのプレイリスト「lo-fi hip-hop beats to study/relax to」は最もリスナーの多いプレイリストであり、この勉強しているアイコンを見たことがある人は多いだろう。しかし先日、YouTubeはこちらのプレイリストを運営するチャンネルChilledCowを「利用規約に反するアカウント」と判断し、削除したことを通知した。

 

 

YouTubeで438万人の登録者を持つChilledCowは、これに対しツイッターで反応。「@YouTube @ytcreatorsこれを説明してもらえる?」とのキャプションと共に、アカウントが停止された旨を伝える通知画面を投稿した。説明書きの画面には「あなたは他のアカウントにアクセスしたり、及び新しいアカウントを作成することができない」とも書かれている。

 

 

 

 

しかし、10時間も経たないうちに、YouTube側が反応。チャンネルは復活し、ChilledCowはプレイリストのライブ配信を再度開始した。

 

 

 

 

キャプションには「凍結が解けました。みんなサポートしてくれてありがとう、最高なコミュニティに支えられていてとても嬉しいです♡一刻も早くライブ配信を再開します」と書かれている。再度投稿された通知画面には、「あなたのアカウントをチェックしたところ、利用規約に反したアカウントではないという確認が取れました。よって、アカウントに再度アクセスすることが可能となりました。」と記載されている。

 

 

なぜアカウントが一時的に停止されたのかはわかっていないが、YouTube側は「私たちの手違いです」とのリプライを、先ほどのツイートしている。

 

 

 

 

「これについて教えてくれてありがとう!これは私たちの手違いであったことが確認できたので、あなたのアカウントは復活しました。こんなことが起きてしまってすみません!以後似たようなことが起きないように、アカウントのレビュー担当チームにフィードバックを送っておきました。」

 

 

YouTubeにおいて、プレリスト自体は2013年頃からあったものの、2018年頃から24時間ライブストリームを行うチャンネルが増えはじめ、ChilledCowはその中でも先駆者であった。あるユーザーは、ChilledCowのライブ配信がYouTubeによって止められたことで、サイト上最も長いビデオが作成されたとツイッターに投稿した。Chilledcowのライブ配信はアカウントが停止されるまで13,165時間続いており、これは約2年に相当する期間である。

 

 

YouTubeは、過去にもKanye Westのトラック「Touch The Sky」をサンプリングした曲を投稿したチャンネルを一時的に停止させたことがあった。

 

 

「lofi hip hop radio – beats to relax/study to」は、以下から聞くことが出来る。

 

 





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