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The WeekndとDua Lipaの80’sサウンドを解説した動画を紹介。なぜ彼らの楽曲は踊れるのか?

 

 

先月、新アルバム「After Hours」をリリースしたThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)と、新アルバム「Future Nostalgia」をリリースしたDua Lipa(デュア・リパ)。この二つの作品はどちらも80’sのディスコ・サウンドに影響されており、大ヒットとなっている。これらのアルバムが作り上げた80’sサウンドの秘訣についてGeniusが解説しているため、それらを紹介したい。

 

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この二つの作品を聞き、思わず踊ってしまう人も多いだろう。音楽学者のNate Sloanは、自身のポッドキャスト「Switched on Pop」にて「なぜ踊れるのか?」という疑問を解いている。彼は鍵となる言葉は「シンコペーション」であるとして話している。

 

たとえばDua Lipaの楽曲「Don’t Start Now」は、楽曲の土台となる、楽曲全体で一定に鳴っているリズムがある。これはディスコ・ミュージックに共通するもので、四つ打ちと呼ばれることがある。

 

「このように一つのレイヤーは、安定して脈打つ。そして、その合間を縫うように移動しているリズム(ベース)があるんだ。そうすると、元々理解していたビートと違い、脳が混乱する。でも不快ではないし、むしろとても快感なんだ。ミュージック・サイエンティストはこれをViolation of structural expectations(構造への予想を裏切られること)と呼ぶ。」

 

シンコペーションとは、強拍と弱拍のパターンを変えて独特の効果をもたらすことであり、俗に言う「食ってる」リズムのことである。このように、四つ打ちで鳴る一定のドラムという「予想」を裏切るように、その一定のリズムを合間を縫ったベースラインが加わることにより、踊りたくなるようなビートを作っていると彼は語る。

 

またDua LipaとThe Weekndの楽曲は80’s風ではなく、実際にRolandのシンセサイザーであるJuno 60などを使用しているようだ。作曲家であり、80年代のシンセサウンドに多大な影響を与えたジョルジオ・モロダー的なサウンドを聴くことができる。Donna Summerの「I Feel Love」や、a-haの「Take On Me」を聞くと、シンセの特徴が一瞬でわかるだろう。

 

これらのサウンドがDua LipaとThe Weekndの楽曲にてどのように再現されているかは、「Blinding Lights」や「In Your Eyes」、「Future Nostalgia」、「Cool」などの楽曲でチェックできる。

 


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