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「マザーファ◯カー」という単語を一番かっこよく発音するラッパーは誰?各地域からイケてる「マザーフ◯ッカー」を持つラッパーを選出。

※アメリカ連邦通信委員会により規定された放送禁止用語が含まれています。

 

 

ヒップホップの楽曲にて頻繁に使用される単語「motherfucker」(マザーファッカー)。「Motherfucker」という言葉は、もちろん放送禁止用語であるが、日常生活で頻繁に使用されるものでもあり、ラッパー以外の人たちの会話でも頻出する。非常に多くの意味が込められており(特に何も込められていない場合も多いが)、ヒップホップの挑戦的な側面を表しているとも言えるだろう。時には、仲間を褒めるときに使用され、時には相手を貶すために使用されるこの言葉は、怒りや情熱、浅はかな考えから思慮深い感情まで、様々な感情を表すときに使用できる、表現力豊かな単語である。

 

英語のネイティブ・スピーカーが頻繁に使用するこちらの単語であるが、今回は米ヒップホップメディアであるDJBoothが分析したこちらの単語に関しての記事を紹介したい。同メディアでは、「Motherfucker」という単語はヒップホップにおいては、リスナーにとって楽曲に込められたコンセプトや雰囲気を理解しやすくなるための「橋」ような役割を担っていると書かれている。様々なシチュエーションで使用できる単語であるからこそ、どのようにこの単語を使うかが重要になってくる。

それでは一番イケてる「Motherfucker」を持つラッパーは誰なのだろうか?上記の記事ではDJBoothが地域ごとに、一番イケてる「Motherfucker」の使い手を選んでいるので、そちらを紹介したい。

 

 

西:Kurupt(クラプト)

「Hit ‘Em Up」 などの楽曲から、西部の王者は2Pacと主張する人も多いが、西海岸においてはTha Dogg PoundのKurupt(クラプト)に軍配が上がっている。クラプトはmotherfuckerという単語の各音節を、完璧なタイミングで発声しているのが特徴であるとDJBoothは説明している。「Fuck」にアクセントを置くことによる、彼の特徴的な「mothaFUcka」という発音方法は、彼のギャングスタな音楽を印象付ける上で大きな役割を担っており、彼のソロ作品が現在でも楽しめる要因である。彼の声は、ソロ作品以外においても、曲を盛り上げる上で大きな役目を果たしている。例えば、Dr. Dreの「The Next Episode」における、彼の「You know who’s back up in this mothafuckaaaaa」というイントロや、「Dr. Dre Muthafucka!」というパートは、楽曲において欠かせない存在である。

 

 

 

中西部:Eminem(エミネム)

 

エミネム初期の作品は、リスナーを不快にさせることができるという芸術性を持っている。「Guilty Conscience」や「Kim」といった楽曲にて、ラップでホラーコア的な物語を展開するエミネムが「Motherfucker」という単語を使うと、他のラッパーとは違った恐ろしさが出ることは言うまでもない。エミネムは「Sing for the Moment」にて、「言葉というのはMotherfuckerのようだ。良いこともあるが、憎しみを教えてしまうこともある」と語っている。彼のラップにおけるエネルギーに満ちた表現は、魅力的で痛烈なものとして受け入れられてきた。そんな彼のmotherfuckerの使い方に、ここでは他のラッパーを差し置いて軍配が上がっている。特にJa Ruleをディスった楽曲「Go To Sleep」のサビでは彼の怒りが伝わってくる。

 

 

 

南:Scarface(スカーフェイス)

「Motherfucker」という単語を曲で使う際に大切になってくるのが、文脈であるとDJBoothは説明している。その単語の必要性を示すことが重要だが、ここで登場するのが南部の王者、Scarfaceである。彼のスタジオアルバム「The Diary」 における「motherfucker」の使い方は特に印象的であり、死やパラノイヤへの恐怖などを「motherfucker」と呼んでいることも多い。特に「No Tears」や「Jesse James」といったトラックにおいて秀逸な使い方がされている。トラウマに苛まれている主人公の思考を凝縮し、Motherfuckerという単語を頻出させることにより、彼の感情の高ぶりを表現している。

 

 

 

 

南東部:Lil Wayne(リル・ウェイン)

 

南東部にはLil Boosie、Juicy J、MJG、Rick Rossなど多くの候補がいたが、Motherfuckerを様々な形で活用していることから、リル・ウェインに軍配が上がったようだ。リル・ウェインの「motherfucker」という単語の使い方には、彼のラッパーとしての多彩さが溢れている。例えば、「A Milli」やDrakeとの楽曲「Miss Me」では、軽くてスムーズな発音だが、「Pop Bottles」ではmotherfuckerの「th」を「U」3つに差し替えたような発音で単語を使用している。また、「I’m Goin’ In」では、「th」を「d」二つに差し替えたような発音である。このように様々なバリエーションで、楽曲に合った形で載せられるのは、ウェインならではのスキルであろう。

 

 

 

東:Lil’ Kim(リル・キム)とSticky Fingaz(スティッキー・フィンガーズ)

東もまた、The RootsのBlack Thought、JAY-Z、Notorious B.I.G.など多くの候補が挙がったが、最終的に選ばれたのはSticky FingazとLil’ Kimであった。Sticky Fingazが勝った理由は、「彼がMotherfuckerという単語を言うだけで、残忍で、恐ろしい意味を持った言葉に変えられる」と説明されている。Lil’ Kimにおいては、「Scheamin」などで「相手を見下し、軽蔑している態度が、最も説得力がある」Motherfuckerを披露しているとの理由となっている。

 

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