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ザ・ウィークエンドの新アルバムから映画をレファレンスしたリリックを紹介。

 

 

待望の新アルバム「After Hours」をリリースしたばかりのThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)。こちらのアルバムのリリックは、映画からのレファレンスが多いようで、Geniusにて解説が上がっているので紹介をしたい。アルバム名はマーティン・スコセッシ監督の同名映画から名付けられている。

 

関連記事: The Weeknd(ザ・ウィークエンド)が新アルバム「After Hours」をリリース。発売7分でiTunesチャート1位を獲得。

 

6曲目の「Escape From LA」はジョン・カーペンター監督の映画と同じタイトルであり、こちらの作品は1996年に公開されたSFアクション映画となっている。The Weekndのコンセプトとは関連性がないように思えるが、アルバムに収録されている別の楽曲「Alone Again」ではこのように語っている。

 

「Together we’re alone / In Vegas, I feel so at home(俺たちは一緒に孤独だ。ラスベガスにいると、ものすごく落ち着く。)」

 

「Snowchild」にてThe Weekndは、2000万ドルの豪邸をLAに所有しながらも、パパラッチにうんざりしている心境を語っている。「Escape From LA」のサビ部分にてThe Weekndは「Take me out of LA」と歌っているため、映画のタイトルを引用したものの、言葉通りLAから去ることを求めている楽曲となっているのだろう。また同楽曲の2ndヴァースは、さらにキアヌ・リーブスの主演映画作品からレファレンスしたリリックとなっている。

 

「I’m in the Spyder Porsche cruisin’ down the street / Keanu Reeves, the way a n*gga speed / Diamond cross hangin’ off of me / I’m fighting for my soul, Constantine(ポルシェに乗ってストリートを走ってる。キアヌ・リーブスがスピードを出すように。ダイヤの十字架をぶら下げて、俺はコンスタンティンのように自分の魂のために戦う。)」

 

キアヌ・リーブスは約80km/h以下になるとバスが爆発するという設定の映画「スピード」に主演で出演しており、The Weekndは町中で速度を落とすことなく車を走らせているという表現をするために、彼の名前を引用した。また、自分の「魂」を守るために、コンスタンティンのように十字架を持って戦うというラインも、キアヌ・リーブスが主演を務める悪魔祓いの映画「コンスタンティン」からレファレンスされている。

 

「Snowchild」では「Got me movin’ dirty like I’m Swayze(Swayzeのようにダーティな動きをする)」と、映画「ダーティ・ダンシング」とその主演パトリック・スウェイジをレファレンスしている。音楽映画のレファレンスもあり、楽曲「Faith」ではプリンスの映画「Purple Rain」を紫のリーンに例えている。

 

 

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