本日はクリスマスイブということもあり、日本中のどこに行ってもクリスマス・ソングを聞くことができるだろう。実はヒップホップにもクリスマス・ソングというものは多数存在しており、「ヒップホップを聞きたい!」と「クリスマス・ソングを聞きたい!」という欲求を同時に叶えることができるのだ。通常のクリスマス・ソング以上の刺激を求めている方のために、今回はHipHopDXの記事を参考に、「子どもたちに聞かせるべきではないクリスマス・ソング」を紹介したい。
【関連記事】チャンス・ザ・ラッパーがバーチャル・クリスマス・コンサートを公開。54分にも及ぶスペシャル映像をチェック。
Sean Price – How Sean Price Stole Christmas
2015年に亡くなった凄腕リリシストSean Price(ショーン・プライス)が「グリンチ」をパロディして作った楽曲。いきなり「Fuck Christmas」というフレーズから始まり、子どもたちのクリスマスを台無しにする映像も必見。
Ludacris – Ludacrismas
クリスマスソングをサンプリングしたトラックに、Ludacrisのサウス全開のリリックを披露した楽曲。「クリスマスに欲しいものは前歯の金のグリルだ」とスタートし、「サンタに10億の小切手もってこいと伝えろ」とプレゼントをお願いする姿は非常に豪快である。
スヌープ・ドッグ – A Pimp’s Christmas Song
スヌープ・ドッグはキャリアのなかで、多くのクリスマス・ソングをリリースしているが、こちらの楽曲はピンプとして、クリスマスを過ごすことを歌っている。「バッドなビ◯チをキャッチする」というリリックは、子どもたちには聞かせたくない。
Poison Clan & The New 2 Live Crew – Ho Hoe Hoes
1993年にリリースされたクリスマス・ソング。下ネタ満載でダーティーなクリスマス・ソングであり、THE 2 LIVE CREWなどのテイストが存分に出た楽曲。
OMB Bloodbath & Westside Boogie – 12 Days Of Bhristmas
OMB Bloodbathとシェイディ・レコーズのWestside Boogieが、かの有名な「12 Days Of Christmas」をストリート風に作り変えた曲。「9歳のクリスマスに、俺のビ◯チが銃をプレゼントしてくれた。でも彼女は”お前のためじゃない、敵を倒すためだ”と言った」というリリックが印象的である。
Master P & C-Murder – Christmas In Da Ghetto
サウスのベテランMaster P(マスター・P)と、C-Murder(C・マーダー)のクリスマスソング。刑務所でのクリスマスや、90年代のニューオーリンズでのクリスマスを描いた楽曲。
Eazy-E – Merry Muthafuckin’ Xmas
「おじさんが子供たちに「絵本の読み聞かせをしてあげよう。これは3歳の頃からウィスキーとジンを飲んでいたEazyマザファッキンEの話しだ」という昔話をするところからはじまる。しかし女性がその本をぶんどって「クリスマス・イン・コンプトン」のストーリーを語り始めるのだ。Eazy-Eの「メリークリスマスマザファッカ!」からはじまるビートはハチャメチャで非常に印象的である。