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Gorillaz(ゴリラズ)のヒット曲「Clint Eastwood」の制作秘話。「本当はあのラップやりたくなかった」

元記事:Playatuner

 

 

BlurのDamon AlbarnとイラストレーターのJamie HewlettによるユニットGorillaz(ゴリラズ)。彼らは度々ヒップホップアーティストとコラボし、多くのヒット曲を世に出している。そんな彼らのことを「Clint Eastwood」で知った方も多いだろう。今回は「Clint Eastwood」に参加しているラッパーDel The Funky Homosapien(デル・ザ・ファンキー・ホモサピエン)が2018年に語った制作秘話を紹介したい。

 

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Ice Cubeの従兄弟でもあり、1991年から活動しているアンダーグラウンドのベテランDel The Funky Homopienは。彼はHieroglyphicsのメンバーでもあり、メインストリーム・ラッパーではないが多くのファンに支持されている。特に彼とDan The Automatorの「Deltron 3030」はアンダーグラウンドヒップホップファンの間では名盤として語り継がれている。

 





 

彼のことをゴリラズの「Clint Eastwood」で知った方も多いと思うが、実は彼は元々この曲に参加したくなかったと明かしている。

 





 

 

Del:元々Dan the AutomatorがDeltron3030と同時進行でGorillazのアルバムの作業をしていたんだ。彼がGorillazのコンセプト・アートを見せてくれたんだけど、これが「Tank Girl」というコミックをやっている人のイラストだということに気がついたんだ。「Tank Girl」は俺の好きなコミックだった。俺はGorillazに関しては、正直イラストにしか興味がなかったんだ。

最初俺が「Clint Eastwood」を聞かせてもらったときは、既に曲が完成していたんだ。他のラッパーたちのヴァースが既に入っていた。完成して、最後のブラッシュアップのときに、俺はたまたまスタジオにいたから「もっと良いリリック書けるよね?書いてくれない?」と聞かれたんだ。でも俺は「自分の役割は終えたし、もう帰るからやりたくない」と答えた。そしたら「Delだったら30分ぐらいでできるでしょ?」と言われたから、「まぁいいか」って感じでラップを書いたんだ。

 

その後しばらくたってから、近所の人たちに「Del!あんたの新曲は最高だな!」って言われて、俺は皆がなんの話をしているのかわからなかったんだ。「ラジオで超流れてるぞ!自分の曲も知らないのか?」ってたくさん言われて、何のことかわからなかった。そしたらそのうちの一人が「なんかゴリラが云々ってラジオで言ってたぞ」と言ったから「え、あの曲がこんな話題になってるの?」と思った。それで初めてあの曲が話題になっていることを知ったんだ。そこからJamieの絵のスタイルをそのまま使用した最高のMVがドロップして、さらに話題になった。まぁ曲もクールだけど、あのビデオは曲より何倍もクールだよ。

自分が参加した曲がプラチナ認定されたけど、俺は別人になったわけじゃないしな。まぁ今住んでる家を買えたからクールだよ。俺にとってのスターはJamie Hewlettだ。彼の成功にもなって嬉しいよ。

 

 

このように「楽曲に参加したくなかった」と明かしたDel The Funky Homosapien。彼はイラストレーターのJamie Hewlettが好きだったからこの楽曲に参加したようで、その結果彼は今までとは違うオーディエンスに自分の声を広めることになった。

 

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