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【米ビルボード・ソング・チャート】カーディ・Bが堂々の首位、ジュース・ワールド遂にTOP3入り

 

 

カーディ・Bの「アイ・ライク・イットfeat.バッド・バニー&J.バルヴィン」が新たな1位に輝いた、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 

同曲は、今年4月6日にリリースされたカーディのデビュー・アルバム『インベージョン・オブ・プライバシー』からの4thシングルで、5月25日に正式なシングルとしてカットされ、登場12週目で遂に首位獲得を果たした。週間44,000ダウンロードを獲得し、セールス・チャートでは2位、3,750万視聴を記録し、ストリーミング・チャートでは3位にランクインしている。

 

本作からは、昨年6月にリリースしたデビュー曲「ボダック・イエロー」が3週連続のNo.1をマークし、2ndシングル「バーティエ・カーディ」(最高14位)と、ローリン・ヒルの「エックス・ファクター」(1998年)をサンプリングした3rdシングル「ビー・ケアフル」( 最高11位 )が、いずれもTOP20入りするヒットを記録。その他、ブルーノ・マーズの「フィネス」(最高3位)や、エイサップ・ロッキーとコラボしたG・イージーの「ノー・リミット」(最高4位)など、フィーチャリング・アーティストとしてクレジットされた楽曲も、続々TOP10入りしている。

 

カーディにとっては、「ボダック・イエロー」に続く2曲目(ラップ・チャートでも2曲目の首位)、ゲストのバッド・バニーとJ.バルヴィンにとっては、初の全米No.1獲得。バッド・バニーは、今年4月リリースした「Te Boté」がラテン・ソング・チャートで首位を獲得したものの、HOT 100では36位どまりだった。 J.バルヴィンは、昨年夏の大ヒット・ナンバー「ミ・ヘンテ」が3位まで到達しているが、惜しくも1位を逃している。それぞれにとっての快挙達成となり、カーディは夫のオフセットと車内で熱狂、ゲストの2人もそれぞれSNSでファンに喜びを報告した。

 

女性ラッパーの楽曲としては、ローリン・ヒルの「ドゥ・ワップ」(1998年)、リル・キムが参加した映画『ムーラン・ルージュ』のテーマ曲「レディ・マーマレイド」(2001年)、 シャーナがゲストとして参加したリュダクリスの「スタンド・アップ」(2003年)、通算7週のNo.1をマークしたイギー・アゼリアの「ファンシー」(2014年)、そして自身の「ボダック・イエロー」含む歴代6曲目の全米首位獲得で、意外と少ない。また、ミッシー・エリオットやニッキー・ミナージュなど、多くのヒット曲をもつアーティストが、未だNo.1獲得を果たしていないということにも驚かされる。

 

デビュー・アルバムから、2曲の1位を獲得したアーティストとしては、2013年に「スリフト・ショップ」と「キャント・ホールド・アス」を大ヒットさせたマックルモア&ライアン・ルイス以来5年振り、ソロ・アーティストとしては、 2010年にブルーノ・マーズが「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」と「グレネイド」で達成して以来、およそ8年振りとなる。女性アーティストとしては、レディー・ガガの「ジャスト・ダンス」と「ポーカーフェイス」の2曲を輩出した2009年以来、9年振りの快挙。

 

この曲には、プエルトリコのラテン・ミュージシャン=ピート・ロドリゲスの「アイ・ライク・イット・ライク・ザット」(1967年)がサンプリングされていて、同曲の最高位は25位だったが、その記録を大きく上回り、ピート・ロドリゲスにとっても間接的には初の首位獲得となった。

 

「アイ・ライク・イット」のヒットも後押しし、カーディがゲストとして参加した、マルーン5の「ガールズ・ライク・ユー」は、4週連続で<Airplay Gainer>を獲得し、先週の5位から4位へワンランクアップ。6月18日の訃報を受け、先週自身初のNo.1獲得を果たした故XXXTentacion(エクスエクスエクステンタシオン)の「SAD!」は、今週も4,750万視聴を記録し、ストリーミング・チャートでは首位をキープしたが、HOT 100では2位にダウンしている。また、順調にランクアップしているジュース・ワールドの「Lucid Dreams」は4位から3位へ、遂にTOP3入りを果たした。この曲も、次期No.1候補として挙がっている一曲。

 

8月17日に新作『スウィートナー』を発表するアリアナ・グランデの「ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ」は、アルバムの告知とダウンロードの値引き効果で、先週の9位から8位にワンランクアップした。また、 ミュージック・ビデオ が公開された本作からの先行トラック「ザ・ライト・イズ・カミング」も、今週95位に初登場ししている。この曲には、ニッキー・ミナージュがフィーチャーされていて、6月14日にリリースしたニッキーの最新シングル「ベッド」(今週67位)にも、アリアナがフィーチャリング・アーティストとして参加している。同曲が収録されるニッキーの新作『クイーン』は、アリアナのアルバム・リリース1週間前の8月10日に発売される予定。

 

次週のアルバム・チャートでは、6月29日にリリースしたドレイクの新作『スコーピオン』がおそらくNo.1デビューを飾る。既に凄まじい視聴回数を記録している本作から、次週のソング・チャートには多くのタイトルが初登場することが予想される。収録曲25曲、全てランクインするという可能性も高い。今週ランクダウンした先行シングル「ナイス・フォー・ホワット」(6位)と「ゴッズ・プラン」(9位)も、息を吹き返すだろう。

 

Text:本家一成

 

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、7月6日予定となります。

 

◎【Hot100】トップ10
1位「アイ・ライク・イット」カーディ・B feat. J.バルヴィン&バッド・バニー
2位「SAD!」XXXTentacion
3位「Lucid Dreams」ジュース・ワールド
4位「ガールズ・ライク・ユー」マルーン5feat.カーディ・B
5位「サイコfeat.タイ・ダラー・サイン」ポスト・マローン
6位「ナイス・フォー・ホワット」ドレイク
7位「Boo’d Up」エラ・マイ
8位「ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ」アリアナ・グランデ
9位「ゴッズ・プラン」ドレイク
10位「メント・トゥ・ビー」ビービー・レクサfeat.フロリダ・ジョージア・ライン

 

Photo by ジャケ写

(提供元:Billboard JAPAN )

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