先日、2020 MTV Video Music Awardsの授賞式が行われ、今年最も話題になったミュージックビデオなどが多数取り上げられた。現代では、MVがきっかけで楽曲が話題になるアーティストも多く、いかに映像のクオリティを追求するかもプロモーションとして欠かせない要素となっている。Cardi BとMegan Thee Stallionがリリースしたばかりのコラボ曲「WAP」もその派手な映像や豪華な共演者たちがきっかけとなり、YouTubeでは1週間で1億回再生を超えている。そんな利用者数が多いウェブサイトのYouTubeであるが、今回は、YouTubeにて最も再生されたヒップホップのMVをXXLがまとめているため、そちらを紹介したい。
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Wiz Khalifa Featuring Charlie Puth – See You Again
4,703,480,023回再生
Eminem Featuring Rihanna – Love the Way You Lie
2,050,549,710回再生
Silentó – Watch Me (Whip/Nae Nae)
1,759,294,701回再生
The Weeknd Featuring Daft Punk – Starboy
1,737,787,380回再生
Drake – Hotline Bling
1,653,153,673回再生
Nicki Minaj, Jessie J and Ariana Grande – Bang Bang
1,543,211,295回再生
Macklemore & Ryan Lewis – Thrift Shop
1,469,357,818回再生
DJ Khaled Featuring Chance The Rapper, Quavo, Lil Wayne and Justin Bieber – I’m the One
1,439,328,015回再生
Eminem – Not Afraid
1,427,227,869回再生
Post Malone Featuring Quavo – Congratulations
1,242,191,542回再生
このようにYouTubeでMVがヒットに繋がった楽曲を紹介したが、YouTubeのミュージック・トレンドマネージャーを務めるKevin Meenanは、FutureとDrakeのコラボ曲「Life Is Good」を例に挙げ、ミュージックビデオがヒットする理由を以下のように説明している。
楽曲自体はBillboardチャートで1位を獲得しなかったけど、我々にとってはヒットだったという曲がある。アメリカでは、「Life is Good」のMVが最も再生されたものであった。ユーモアがあって楽しいし、2020年で想像できる限りの最もビッグなコラボだ。ビデオが楽曲そのものに命を吹き込んだというのが興味深い。