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ヤング・サグやFutureなどの楽曲で登場する「Slime(スライム)」というスラングの歴史を解説

 

 

親しい友人や、昔からの仲間たちという意味のスラング「Slime」。最近では、Young Thugのレーベル「YSL Records」のコンピレーションアルバムのタイトル「Slime Language」などでこの言葉を聞いた方も多いだろう。この「Slime」というスラングは誰が最初に言ったのだろうか?今回はXXLの記事を参考に、「Slime」という言葉を探りたい。

 

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この言葉を最初に広めるきっかけになったのはN.O.R.E.とCaponeの1999年の楽曲「Blood Money Pt. 3」と言われており、MVの途中で中華料理店にて注文をするシーンで仲間を「Slime」と呼んでいる。「スライムのようにくっつき、つるんできたやつら」というニュアンスが込められている仲間意識を表す言葉であるが、それ以降、Slimeという言葉はヒップホップの曲名やリリックなどで何度も使われている。

 

また「Slime」という言葉を最初に広めるきっかけになったアーティストはN.O.R.E.以外にもいる。再び言葉を広めたのはハーレム出身のラッパーVadoと言われており、2009年頃の彼は楽曲内のアドリブでSlimeという言葉を使ったり、Cam’ronとの2010年の楽曲「Speaking in Tungs」では「You go slime, it’s your time(お前の出番だぜ、スライム)」とラップしている。この頃にはLil WayneもDrakeの楽曲「Miss Me」にて「俺はブラッズだけど、クリップスのスヌープ・ドッグと仲良くしている」という内容でSlimeという言葉を使っている。

 


それからYoung Thugが2015年にミックステープ「Slime Season」や、2018年には「YSL Records」のコンピレーションアルバム「Slime Language」をリリースしている。「Slime Language」には「U Ain’t Slime Enough(お前はスライムじゃない)」という楽曲も収録されている。

 

FutureとYoung Thugの2017年のミックステープ「Super Slimey」にて登場した「Slimy」という形容詞的な使い方の場合は、生活様式のような意味も持っているようだ。Lil KeedはXXLに対し、「Slime」の定義について以下のように語っている。

 

「みんながSlimeになれるわけじゃない。Slimeはあなたの中にあるんだ。あなた次第でSlimeになれるということではない。Slimeはただの言葉じゃない。イケてたり、周りと違ってたりする必要がある。トレンドを作り、リーダーでいないといけない。あなたがやっていることをみんなが追うような存在でいないといけないんだ。」

 


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