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Cyhi the Prynceがケンドリックより先に「ブラック・パンサー」のサントラを制作するオファーを受けていたと語る

 

 

Cyhi the Prynce(サイハイ・ザ・プリンス)は、アメリカ合衆国ジョージア州ストーン・マウンテン出身のラッパーだ。カニエ・ウェストのG.O.O.D. Musicに所属しており、昨年ついにレーベルから初のスタジオ・アルバム「No Dope on Sundays」をリリースしたことが記憶に新しい。

 

そんな彼が、Complex紙のインタビューで、映画「ブラック・パンサー」のサウンド・トラックに参加するオファーを受けていたことを明かした。

 





「ブラック・パンサーのサウンド・トラックに参加しないかって、オファーを受けていたんだ。どうやら映画のチームの誰かが、俺のNu Africaを気に入っていたらしいんだよね。全ての楽曲を俺が制作する予定だったのかは不明だけど、何曲かやる予定だったのは聞いていた。」

 

自身のデビュー・アルバムに収録されていた楽曲がオファーのきっかけになったと語るCyhi the Prynce。オファーが実現しなかった理由については以下のように答えている。

 

「それからKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)が参加して、彼がアルバムのキュレートを始めた。ケンドリックが自分のアルバムを制作しはじめて、結局オファーは実現しないことになった。ただ、それ自体には全く問題がないんだ。ドープな楽曲たちが出来上がっているし、より出来のいいものを公開するつもりだよ。そして、それを聴いたみんなは絶句するだろう。」

 

かなりオブラートに包んではいるが、実質、アルバム制作をケンドリックに引き渡したことを語っているような内容のインタビューだった。

 

アルバム制作の際に出来上がっていた楽曲に関しては、没にする訳ではないため、ブラック・パンサーのアルバムに使用される予定だった楽曲たちもいつか聴くことができるようだ。Cyhi the Prynceが新たな形でアルバムを公開するのを待ちたい。

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