現地時間4月13~15日まで開催されたコーチェラ・フェスティバル。2日目のヘッドライナー、ビヨンセは音楽フェスの1アクトは思えないほどの圧倒的な演出とパフォーマンスで観客の度肝を抜いた。
冒頭から彼女のシンボルカラー、黄色の衣装に身を包んだ170名ものダンサーとマーチングバンドを引き連れ、まさに女王のような神々しいドレスで登場、リフターを使ったり、花道を縦横無尽に練り歩きながらヒット曲を惜しげもなく披露。双子のダンサー、レ・ツインズ、夫のジェイ・Z、妹のソランジュとの共演に加え、デスティニーズ・チャイルド復活のサプライズは世界を熱狂させた。
スクリーンに3人の女性のシルエットが映し出され、程なくしてケリー・ローランドとミシェル・ウィリアムズの姿があらわになると観客たちは絶叫。立て続けに「Lose My Breath」「Say My Name」「Soldier」の計3曲を披露、会場は大合唱で夢のような時間を楽しんだ。
ビヨンセはコーチェラでヘッドライナーを務めた初の黒人女性として、パフォーマンスにも社会的なメッセージをふんだんに盛り込んだ。まさに絢爛豪華、エンターテイメントの頂点を世界に見せつけ、ニューヨーク・タイムズ紙など大手メディアも揃って称賛を送った。ミュージックフェスティバルの歴史のみならず、音楽史をも塗り替える一夜となった。
(提供元 MTV NEWS)