21 Savageがイギリス国籍の不法移民であるとして、I.C.E.(米移民税関捜査局)に逮捕された事件から、4ヶ月が経とうとしている。逮捕された当初は、彼が国境で囚われている子供達についてラップしたことや、彼が行っている「21 Savage Bank Account Campaign」などといったチャリティー活動が逮捕のきっかけとなったのではないかという噂も流れた。
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21は、ペーパーマガジン最新号にて逮捕時の過酷な経験について語っている。彼は元々逮捕時の話をしないようにとの助言を受けていたようだが、インタビューでは家族と離れ離れになった辛さに言及している。
「子供には2週間近く会えなかった。今も拘置所に何ヶ月も何年も勾留されて、家族に会えない人達がいる。中には一晩のうちに住んだこともない場所へ送られて、その後一生家族に会えない人もいる。」
21歳の誕生日には身体の6箇所に銃弾を撃ち込まれた21。その際彼の親友も銃撃され亡くなっている。様々な困難に見舞われてきた21だが、常にその先を見つめているようだ。
「俺はある出来事によって悲観的になるんじゃなくて、前に進むことに集中している。落ち込むことはあまりないね、でも失った人たちのことは考えるよ。一緒に過ごしたときを思い出して、今と比べたりはする。」