ポスト・マローンのニュー・アルバム『ビアボングス&ベントレーズ』(beerbongs & bentleys)が発売から461,000ユニットを売り上げ、2018年5月12日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得した。
彼の初全米No.1アルバムとなった『ビアボングス&ベントレーズ』は1週間あたりのアルバム・ストリーミング記録も更新している。また、最新ソング・チャート“Hot 100”のTOP20圏内に9曲がチャートインしたことから、ポスト・マローンはザ・ビートルズとJ.コールのタイ記録を抜き、全米TOP20に最も多くの楽曲を同時に送り込んだアーティストとなった。
1964年4月11日と4月18日付チャートのTOP20圏内に6曲を送り込んだザ・ビートルズは、J.コールがつい先週並ぶまで実に54年間も単独でこの記録を保持していた。J.コールは2018年5月5日付チャートのTOP20に最新の全米No.1アルバム『KOD』から6曲が初登場した。
ポスト・マローンは更に“Hot 100” TOP40圏内に14曲が初登場しており、こちらも同時チャートイン記録を更新している。以前のTOP40同時最多記録はJ.コールの10曲で、2016年にリリースされた『4・ユア・アイズ・オンリー』の全曲が同年12月31日付チャートTOP40に初登場した。次いでカーディ・B、ドレイク、ケンドリック・ラマーがそれぞれ9曲同時に送り込んでいる。
『ビアボングス&ベントレーズ』からは全18曲が“Hot 100”入りを果たしており、「サイコfeat.タイ・ダラー・サイン」の2位が最高で「ベター・ナウ」が7位と続き、そして先行シングル「ロックスターfeat.21サヴェージ」が先週の32位から8位に浮上している。TOP10圏内に少なくとも3曲を同時に送り込んだアーティストは“Hot 100”の59年の歴史で18人目となる。
少なくとも18曲を同時に“Hot 100”に送り込んだアーティストはポスト・マローンが史上3人目となる。最多記録はドレイクの24曲で2017年4月8日付のチャートで達成しているが、彼は合計4回18曲以上を同時に送り込んでいる。また、ザ・ウィークエンドも2016年12月に初登場1位となったアルバム『スターボーイ』から18曲が同時にチャートインした。
◎2018年5月12日付米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”にランクインしたポスト・マローン『ビアボングス&ベントレーズ』全楽曲順位
2位「Psycho feat. Ty Dolla $ign」
7位「Better Now」
8位「ロックスターfeat. 21 Savage」
11位「Paranoid」
14位「Rich & Sad」
15位「Spoil My Night feat. Swae Lee」
16位「Ball for Me feat. Nicki Minaj」
17位「Stay」
20位「Same Bitches feat. G-Eazy & YG」
23位「Zack and Codeine」
24位「Over Now」
29位「Takin’ Shots」
34位「Candy Paint」
40位「92 Explorer」
46位「Otherside」
47位「Blame It on Me」
57位「Sugar Wraith」
73位「Jonestown (Interlude)」
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(提供元 Billboard JAPAN)