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【あの人は今】2000年代にブレイクしたChingyは建設業を若者に勧めている

 

 

Ludacrisによって創設されたレーベル「Disturbing tha Peace」から、2003年にデビュー・アルバム「Jackpot」をリリースしたChingy(チンギー)。アルバムに収録されている「Right Thurr」や「Holidae In」は、当時大ヒットとなった。ミックステープ「Success & Failure」を2010年に公開して以来、アルバムをリリースしていない彼が現在何をしているのか気になっている人も多いであろう。そんな彼が最新のムーブをHipHopDXのインタビューに答えているので、その内容の一部を紹介したい。

 

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「クラシックとなり、歴史に刻まれた俺の楽曲たちを振り返ってみると、すべてに感謝するしかないよ。ずっと音楽に対しては情熱的かつ、情深くやってきた。だから、可能な限り長く活動するだけでなく、実際に音楽の歴史の一部となることができて、とても有り難いことだ。」

 

そんな彼の最近のパッションは、若者への還元だと語る。Chingyは建設会社であるThe UP Companiesの広告として使用されているパロディー楽曲「Old Construction Road」にも参加しており、彼は若者たちが仕事を見つけるのに手を貸したいと述べる。

 

「俺は貧困層の出身だ。ドラッグや銃、ギャングスターになるしか逃げ道がないというフッドのメンタリティで育ってきた。裕福になる選択肢がそれだけだと思っている人は多いが、そうじゃないんだ。別の方法がたくさんある。その内の一つが、建設業だ。俺のゴールの一つは、多くの若者に建設業を勧め、その手段をもっと広めることだ。ストリートから離れ、自立して金を稼ぎ、若いメンタリティを形成するのには最高の方法だよ。」

 

未経験でも比較的にトレーニングをし、スキルを得やすい職種であり、安定した収入を得ることができる職種であるが、米国の建設会社の80%が人材不足を直面していることも語られている。彼はそんなフッドの若者たちに建設業を進めている。また、彼は2019年にB2Kの「The Millenium Tour」にも参加していた。

 

 

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