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10月21日 HIP HOP DNA: THE LIVE VOL. 1 Juice WRLD来日公演@渋谷HARLEM フォト・レポート

 

 

2018年10月21日(日)渋谷Harlemで開催されたHIP HOP DNA: THE LIVE VOL. 1。Harlem前には開場前から100メートルを超える長蛇の列ができていた。

 

目的はこのイベントで初来日を果たすJuice WRLD、そしてジャパニーズ・ヒップホップ・シーンで人気を博しているジャパニーズ・ラッパー達のLIVEパフォーマンス。入場無料の特別な一夜だ。

 

23時5分。予定より数分遅れて開演となり、イベントの開催を待ち望んだ客がフロアへと流れていった。Vick Okada (tokyovitamin)が会場を洗練された音楽で包み、フロアが既に満員になった頃、YUAがハードな音で客を煽りだす。タイムテーブルが公開されていないイベント。

 

既に入場も規制され、すし詰め状態となったクラブのステージに現れたのはYo-Seaだ。1曲目に”I think she is”でスタートしたステージ。中盤にはHiyadam、GOTTZ (Kandytown)などがサプライズ出演し、観客の熱気が一気に上がる。

 

続けてステージに現れたのはJP THE WAVY。再度登場したHiyadamを始め、総勢7名ほどの仲間を引っさげたパフォーマンスで観客を完全にロックする。JP THE WAVYが観客に向けてダイブをすると、観客も受け止め、会場のボルテージが一気に上がり、一体感が生まれる。最後にステージに現れたのはWILYWNKAだ。前者のJP THE WAVYとはうって代わって、たった一人でステージを飾る。観客一人一人と繋がる様に、実直でストイックなステージでそのラッパーとしてのスキルの高さを改めてオーディエンスに見せつけた。

 

3組、三者三様のジャパニーズ・ラッパー達のパフォーマンスが終わり、観客のテンションは最高潮になっていった頃、FUJI TRILLが登場。それまで行われていたLIVEの熱気を冷めさせる事のないDJプレイを始めると、”Lucid Dreams”のイントロが流れ出す。

 

悲鳴にも似た声援の中、Juice WRLDがステージに登場。会場の大合唱と共に、1曲目を終えると、”Black & White”、”Lean wit me”など、次々とヒット曲を披露。前週リリースしたばかりのFutureとのコラボ・ミックステープから”Fine China”を世界初披露した。途中、Juice WRLDが

 

サプライズ・ゲストがいる事をアナウンス。トロント出身のラッパーKillyが登場すると、観客は割れんばかりの声援を送る。日本で初めてのライブとなるKillyが披露したのは彼のヒット・シングル”Killamonjaro”。Killyは会場にモッシュするよう呼びかけ、1曲だけの貴重なパフォーマンスを終えた後、Juice WRLDにシャウトアウトを送った。Juice WRLDは最後に”Lucid Dreams”を再度披露し、大合唱を生むと、惜しまれながらステージを後にした。

 

Juice WRLDがステージを降りた後、ピークを迎えた観客のテンションを煽り続けるFUJI TRILL。観客はモッシュをし、一体となる。FUJI TRILLのセット中、ステージに現れたのはニューヨークのラッパーYoshi24k。彼はSheck Wesの”Mo Bamba”の歌詞にも出てくるAli張本人だ。Elle Teresa、Yuskey Carterなどもステージに登場し、セットを盛り上げる。最後にDJに立ったのはDJ CHARIだ。ライブが終わり、朝4時を過ぎても今だ盛り上がり続ける観客を煽り続ける。

 

忘れられない、特別な一夜となった。

 

Photo Credits: @_24young_

 

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