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大手レーベルRepublic Recordsが「Urban」というカテゴライズを廃止すると発表

 

 

「ブラックコミュニティのアーティストが作った音楽を軽視している」などの理由から、カテゴライズとしては不適切であるとされてきた「Urban(アーバン)」という言葉。批判を受けている理由の具体的な例としては、本来なら他のジャンルに当てはまる場合の音楽でも、黒人アーティストというだけで「アーバン」というジャンルに一括にされてしまうという理由があった。そのようなアーバンという言い回しについて、大手レーベルであるRepublic Recordsが「廃止する」と発表した。

 

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Republic Recordsは、アーバンを廃止する理由を以下のように説明している。

 

https://www.instagram.com/p/CBD5HfyFnD0/?utm_source=ig_embed

Republic Recordsは音楽のジャンルや肩書を表現する「アーバン」という言い回しを、ただちに廃止します。我々以外の音楽業界の先例となり、促進できるように。またこれは、時代遅れの体制から離れるために、我々が求めている未来のために、重要な一歩となります。

 

アーバンという言葉についてはTyler, The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)などのアーティストも批判しており、彼は「俺みたいなやつが、ジャンルを超えた何かを成し遂げると、とりあえず”ラップ”とか”アーバン”とかいうカテゴリに入れられるんだ。悔しいよ。俺はアーバンって言葉が嫌いだ。Nワードをただポリティカル・コレクトに表現してるだけだ。なんで俺たちはポップスのカテゴリに入れてもらえないんだ?」語っていた

 

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