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スティーヴィー・ワンダーが人種差別的なシステムや投票の重要性について語る。「未来はあなたの手の中にある。」

 

 

Stevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)が、自身のYouTubeチャンネルから 「The Universe Is Watching Us.」という動画を投稿した。

 

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スティービー・ワンダーは動画の冒頭で、アメリカの奴隷解放記念日である6月19日、通称Juneteenth(ジューンティーンス)について「いまだに認知していない3州がある。ノース・ダコタ、サウス・ダコタ、ハワイだ。」と話している。

 

「私たちは自由を手にするために、今も奮闘し続けているが、その自由を祝福するのはどんな気分だったか?この感覚には心当たりがあるよ。マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの功績を讃え、彼の生誕日が記念日として制定されるまで18年かかったんだ。」

 

彼は以下のように続けている。

 

「すべてには終わりがある。人生に終わりがあるなら、すべての物事にも終わりがあるだろう。人種差別的なシステムも、警官による暴力行為も、有色人種に対する経済的な抑圧も、終わらせることができる。」

 

自身が1973年にリリースした楽曲「Visions」のリリックを引用したスティーヴィー・ワンダー。彼は行動することの重要性についても「未来はあなたの手の中にある。投票する権利を持っているのだから、変化を起こすことができるんだ。」と話しており、ドナルド・トランプ米大統領についても語っている。

 

この国で最も力を持った人間が、「どちら側にも、まともな人間がいる」と言った。だが私には、それはどっちつかずに聞こえる。「私は黒人たちといい関係を持っている」と言うが、平和的なデモの参加者がThugsと呼ばれ、移民が性犯罪者と呼ばれる。その最高司令官は、アフリカをShitholeと呼んだようだ。いつか後悔する日が必ずくるよ。
もちろんAll Lives Matterであるが、Black Livesが他の人種と同じように扱われて、はじめて”All”になれる。

 

 

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