ヒップホップアーティストとして活躍する上で欠かせないのが、キャッチーなラップネームである。そのラップネームに関するエピソードは、時に面白く、時に衝撃的である。ここでは、今では売れっ子となったアーティストたちが、どうして現在の名前を選んだのかについて、本人談を紹介していきたい。
Playboi Carti (プレイボーイ・カルティ)
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— ??♀️ (@playboicarti) April 22, 2019
「Sir Cartierという名前は、より効果なものやライフスタイルに対する執着から来ている。俺は当時、それによってインスパイアされていた。それこそが俺のスワッグだった」
Lil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)
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「誰かが『お前のラップ早いな、マシンガン見たいだ』って言ったんだ。その瞬間から俺はLil Uziになった。」(Uziはマシンガンという意味)
Trippie Redd(トリッピー・レッド)
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「俺のことをTrippie Hippieと呼ぶ友達がいたから、この名前を使うことにした。俺は当時ウィードを吸ってたし、トリッピーなものが好きだった。だからTrippieとHippie(ヒッピー)を一緒にしたんだ。Redは俺がBlood(赤色をシンボルとするギャング)だからだよ。」
Juice Wrld(ジュース・ワールド)
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「俺がジュースって名前を使っているのは2Pacの影響だけじゃない(2Pacは「Juice」という映画で主演を務めた)。実は三人のラッパーが影響している。Soulja BoyもThe JuiceというMixtapeを出しているし、後の一人はMC Juiceだ。彼はエミネムをラップバトルで倒せた数少ないラッパーの一人だと思う。」
Post Malone(ポスト・マローン)
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「Postは俺の名字なんだ。14歳の時に、自分のAustin Postっていう本名をラップネームジェネレーターに入れたら、この名前が出てきたんだ。」
XXXTentacion(XXXテンタシオン)
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「XXXテンタシオンとは、未知の衝動という意味だ。Xとは未知の変数という意味だ。テンタシオンとはラテン語で衝動という意味だ。だから、俺はその二つをくっつけた。俺の人生は未知の衝動を中心としていると思うからだ。」
21 Savage(21サベジ)
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「21はアラバマの伝説のギャングだよ。Savageは俺がSavageだから。」
Lil Peep(リル・ピープ)
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「母親が俺をずっとピープと呼んでたから、そこからつけた名前だ。何故かは知らないんだけど、母親は俺が『Little Peep』みたいな見た目をしているっていうんだ。Peepとは何のことかわからない。彼女は小学校1年生を教える先生で、俺はホームスクールだった。彼女は俺に小鳥を飼育させてたから、俺はカモや鶏と一緒に育った。俺の寝室にいたからね。それが俺の少年時代さ。」