NEWS

バスタ・ライムスがドクター・ドレーとの楽曲制作について語る。「ドレーは俺の判断を信じてくれた。」

 

アーティストが自身の楽曲を解説するPitchforkのYouTubeシリーズ「Critical Breakthroughs」に出演したラッパーのBusta Rhymes(バスタ・ライムス)。彼は先日、ニューアルバム「Extinction Level Event 2: The Wrath of God(ELE2)」をリリースしたばかりであるが、今回はそちらに収録されている楽曲「Look Over Ya Shoulder ft. Kendrick Lamar」に加え、過去の名曲「Break Ya Neck」 や「I Know What You Want」などを解説している。

 

今回は2001年にリリースされたアルバム「Genesis」に収録されている、Dr. Dre(ドクター・ドレー)プロデュースの楽曲「Break Ya Neck」 に関する部分を紹介したい。

 





 

バスタはこの楽曲が制作された際の裏側について、以下のように語っている。

 

「『Break Ya Neck』に取り組んでいたとき、俺は『Halloween: Resurrection』という映画の撮影をしていた。ドレーは『トレーニング デイ』という別の映画を撮影していた。ドレーとは2日間しか一緒に作業できなかったから、俺はスタジオに泊まって48時間全てをスタジオで過ごした。ドレーはとても注意深くて、細かいことを調節するから、同じ1行のフレーズを40回から50回ほど言わせることがある。この楽曲を取り組んだ時には俺はラッキーで、レコーディング時にずっとドレーが居ることもなく、5曲を終わらせることができた。」

 

「ドレーが部屋を出たことで、自分なりの方法でやることができた。ドレーが部屋にいると、彼が一つひとつのことについて注意深いことにより、全体のプロセスが困難になることがあるんだ、でも結果として素晴らしいものが出来上がる。」

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

Busta Rhymes(@bustarhymes)がシェアした投稿

 

アップテンポなビートを聴いて、どうアプローチしたら良いかわかったというバスタ。彼はこう続けている。

 

「ドレーは俺の判断を信じてくれた。そして俺はやり遂げた。彼はそのプロセスに横槍を刺すことはなかったよ。ドレーが俺に全体を任せるくらいに、俺自身がスキルの精巧さを高めたからな。」

 

「ドレーはこの曲のサビに大いに貢献した。鼻歌でメロディーのフローを歌ったんだ。彼は俺が終着点に辿り着くために導いてくれたんだ。言葉を入れて、目的地に到着した時には、盛大なパーティーを開く時間だと思ったよ。素晴らしいもの完成したと確信したからね。」

 

「Break Ya Neck」はこちらから視聴することができる。

 





Shares

RELATED POSTS

VIEW MORE