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【入門】故J Dillaのおすすめビートを紹介。ATCQやデ・ラ・ソウルの名曲を手がけた伝説のプロデューサー

 

 

今は亡き伝説のプロデューサー、J Dilla (J・ディラ)。2月7日は彼の誕生日で、生きていればJ Dillaは2022年に48歳になるはずだった。今回はそんなJ Dillaの誕生日を祝い、彼がプロデュースを務めたオススメ曲を紹介したい。

 

【関連記事】J Dillaの未公開ビートが録音された古いカセットテープを修復。Mad Skillzが聴いたものとは?

 

10. Slum Village & Common – “Thelonious”

 





ジャズ・フュージョンをサンプリングしたMoogのベースラインが印象的な楽曲。George Dukeの楽曲がサンプリングされている。

 

 

 

9. A Tribe Called Quest – “Find a Way”

 





アルバム「The Love Movement」のシングル曲としてリリースされた「Find a Way」では、Q-TipとPhife Dawgが恋愛の苦しみについてラップしている。

 

 

 

8. J Dilla, Common & D’Angelo – “Bye.” / “So Far To Go”

 





J Dillaの未完成だったアルバム「The Shining」をKarriem Rigginsが完成させたことにより、実現したコラボ曲。こちらの楽曲はSpotify上で最も再生数が多いJ Dillaの楽曲である。

 

 

 

7. Slum Village – “Get Dis Money”

 





「Thelonious」と同じく、ベースラインがアイコニックな楽曲。1999年の映画「Office Space」のサウンドトラックに収録されている。

 

 

 

6. Jaylib – “The Red”

 





「The Red」はJ DillaとMadlibのコラボ・アルバム「Champion Sound」に収録されており、二人はお互いのビートで交互にラップしていた。

 

 

 

5. J Dilla – “Workinonit”

 





「Workinonit」が収録されているアルバム「Donuts」は、亡くなる数ヶ月前に、J Dillaが病室のベッドでMPCを使用して制作した。

 

 

 

4. Slum Village – “Fall in Love”

 





作業中に聞きたいヒップホップ」として挙げられることが多いJ Dillaだが、こちらの楽曲はまさにそのジャンルの代表的な存在だろう。「Fall in Love」は、J Dillaがサンプルを重ねたり、フィルターをかけたりしてビートを形成しているということがわかる例である。

 

 

 

3. De La Soul – “Stakes is High”

 





Questloveが以前語った内容によると、ある日、Q-Tipがデ・ラ・ソウルのPosにJ Dillaのビートを聞かせていた。「Stakes is High」が流れた瞬間についてPosは、「100万ドルの宝くじに当たったような感覚だった」と話していたようだ。彼はQ-Tipがビートを欲しがらないように、逆にビートを気に入っていないフリをしたのである。そのため、「Stakes is High」を初めて聞いたPosが「まあいいんじゃない?次のビートを聞かせてよ」と語ったというエピソードがある。

 

 

 

2. J Dilla – “Last Donut of the Night”

 





アルバム「Donuts」の30曲目に収録されている「Last Donut of the Night」。当時彼が入院中で、健康状態が悪化していたことを考えると、幸せや悲しさ、どちらにも当てはまる感情的な重みを感じる。

 

 

 

1. The Pharcyde – “Runnin”

 





The Pharcydeのヒット曲「Runnin」を制作した時、J Dillaは22歳だった。フックのリリックでは「Can’t keep running away(逃げ続けるわけにはいかない)」と歌われている。

 

(画像=J DillaのYouTube
(Source)
https://www.okayplayer.com/originals/j-dilla-best-beats.html/amp

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