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ニプシー・ハッスルが亡くなってから2年。彼が2018年にスタートさせた教育プロジェクトを改めて紹介

 

 

Nipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)が自身の店の前で銃殺されてから、2年が経った。彼の功績を讃えるため、2018年に彼がスタートさせた「Too Big to Fail」というプロジェクトについてPlayatunerに掲載された内容を紹介したい。

 

【関連記事】Nipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)のビジュアルアルバム「THE MARATHON Live Visual Album」が公開。作品に縁のあるLAのスポットなどが紹介される。

 

掲載日:2018年2月5日 via Playatuner

 

彼はこの度ウォール・ストリート出身のDave Grossという不動産投資ビジネスマンとパートナーシップを組み、「Too Big to Fail」という施設を作ることを発表した。こちらの「Too Big to Fail」にて非常に重要になるのが「S.T.E.M.」という4文字だ。これは「Science」「Technology」「Engineering」「Math」の略であり、こちらは貧困地域の子供たちにアメリカの高給な職業と呼ばれている上記の4分野を教える施設となる。2階建ての施設であり、1階部分で子供たちに科学、IT、数学、エンジニアリングを教え、2階部分でシェアオフィス/コワーキングスペースを運営し、売上にするようだ。

 

まずLAのインナー・シティであるクレンショーで「Too Big to Fail」スタートさせると語るNipsey。そして徐々にアメリカ中に広めると語る。アメリカの貧困地域と富裕層の差が広がるなか、彼は貧困地域で起こる様々な問題の根本的解決が「教育」にあることを知っている人物なのだ。教育が行き渡っていないことにより、そもそも目の前にある「生きる選択肢」が非常に少なくなる現実があるなかで、次世代の子供たちが「フッドのサイクル」から抜け出せる「パイプライン」をつくるように長期的に還元/投資をするのだ。

 

Nipsey:多くの起業家が生まれるシリコンバレーには、「多様性」がないと言われている。その理由としては、貧民街やインナーシティからシリコンバレーに行くパイプラインがないことが挙げられる。そのパイプラインがない理由としては、俺たちには科学、IT、エンジニアリング、数学などのスキルがなく、それを教える環境がない場所で育った13歳の子供に、その分野に興味を持たせるのは難しい。それに触れることができる環境で育たないといけないんだ。だからそんな環境をサウス・セントラルに作りたい。

 

 

 

 

「Too Big to Fail」のサイトに埋め込まれている動画では「技術の成長に追いつかずに人材不足が問題となってくるテクノロジーの業界にとっても、貧困地域に教育を与えることは中長期的に見て今後の人材確保にも大きく貢献する」という旨も語られている。Nipsey Hussleは、様々な問題の根源となる「教育が行き渡っていない」という問題に還元すべく、「ヒップホップ」なマインドで語るだけではなく「実行」をしているのだ。目的も説明されずに学校で「暗記」させられる教育ではなく、今まで見えてなかった「熱意の選択肢」に気が付かせるという意味でも、この施設は重要なものになるだろう。下記のサイトで今後の動向などをチェックできる。

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