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故ジュース・ワールドのフォトグラファーが彼の死について長文を綴る。「錠剤を飲み込んだのは警察から隠すためではない」

 

 

2019年の12月8日に、惜しくも21歳という若さで亡くなったJuice Wrld(ジュース・ワールド)。シカゴのミッドウェー国際空港にてパーコセットなどを過剰摂取し、それにより起きた発作で亡くなったということが当時報じられていた。当時の報道では「ジュース・ワールドは所持していたドラッグを警察から隠すために過剰摂取をした」と報道していたメディアもあったが、ジュース・ワールドのフォトグラファーであるChris Long(クリス・ロング)が当時の出来事を詳細に振り返った。

 

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クリス・ロングは複数回に分けて、以下のようにツイートをしている。

 

「俺はもう限界だ。たくさんのメッセージをありがとう。俺はすごく頑張ってるよ。ただ、もしどうしようもないから、はっきりさせたいことがいくつかある。ジュースは空港で警察から隠すために錠剤を飲み込んでいない。警察がそこにいることについて、俺達は全く気にしていなかった。ジュースがもし気にしていたなら、錠剤をトイレに流すことも出来ただろう。ジュースはただただ酷くハマってたんだ。彼が一日に摂取していた量は度を越していた。そして自分が摂取していた本当の量を周りから隠していて、誰にも言わなかったんだ。彼がペースを落とせるように、周りのみんなは本当に頑張っていた。彼がリハビリに行くことを同意したのは、彼は薬物の量を減らしたかったんだ。止めたいと思っていなかった。」

 

ジュース・ワールドが薬物を過剰摂取したのは警察から隠すためではなかったと明かしたクリス・ロング。彼は以下のように続けている。

 

「ジュースは、その月からリハビリに通い始める予定だった。彼がポジティブに活動できるように俺たちは凄く頑張っていて、錠剤を摂取する暇がないように、例えばダートバイクやペイントボールなど、たくさんのことを毎日やっていた。だが毎晩スタジオに入る時間になると、彼はそこで錠剤を摂取していた。
彼がすごく恋しい。俺を理解してくれて、気にかけてくれる人と話せたのが恋しい。彼と怠けるのが恋しい。彼がフリースタイルしている様子を撮影するのが恋しいよ、彼は俺がそれを大好きだって知っていたから。彼のために、朝の3:30にレッドバロンのピザを焼いてあげる時間が恋しい。彼はめちゃくちゃ焼いてあるのが好きだったんだ。彼のブラントを巻くのが恋しい。
俺にとって弟のような存在だった彼が、俺の足元で亡くなるところを見ていないといけなかった。死んでいく彼の目を見ていて、俺は何も出来なかった。警察がそこにいるのは、彼は空港に到着する前から知っていたし、彼は心配をしていなかった。
彼が地面に倒れている姿が頭から離れなくて、何度も繰り返し思い出してしまう。脳に焼き付いて離れないんだ。ジュースのガールフレンドのAllyが、最愛の人である彼を抱き抱えたまま泣き叫んでいるところを見ていないといけなかった。俺は、自分が二度と普通に戻れないんじゃないかと思っている。俺の兄弟が恋しいよ。」

 

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