世界に1枚しか存在しないWu-Tang Clan（ウータン・クラン）の幻のアルバム、「Once Upon A Time In Shaolin」。こちらのアルバムは、証券詐欺で服役中の起業家Martin Shkreli（マーティン・シュクレリ）が所持していたことで知られていた。そんなアルバムがアメリカ政府によって身元不明のバイヤーに売り渡されたと報道があったが、今後、そのバイヤーの正体が明らかになる可能性があるかもしれない。
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アメリカ合衆国司法省が公開したプレスリリースによると、「売買契約書には、買い手及び、その金額に関する情報を保護するための秘密保持条項が含まれている」と説明されていた。そのためバイヤーの身元は明かされず、正体不明の人物は一体何者なのかと話題になっていた。しかし、この度CNBCが報道した内容によると、バイヤーは自身の正体を明かすつもりのようだ。
「Once Upon A Time In Shaolin」の売買に関わった弁護士のPeter Scoolidge氏が明かした内容によると、彼は「30日から60日の間に、バイヤーは正体を明かすだろう」という旨を語っている。Peter Scoolidge氏は以前も「Once Upon A Time In Shaolin」に関わったことがあり、彼は同アルバムのコ・プロデューサーであるTarik “Cilvaringz” Azzougarhの弁護士を務めたことでも知られている。
法的な問題が取り巻く「Once Upon A Time In Shaolin」であるが、その収録曲が視聴可能になる日は来るのだろうか？
