J. Coleは、大ファンだと公言していたNasに対し、ビルボードにて今までと違う観点で強い意見を述べた。Nasは「俺は女性を虐待したりしない」と疑惑を否定しているが、ColeはNasの元妻Kelisに対する肉体的・精神的虐待疑惑を知り”傷ついた”と語った。
Coleはこのように語っている。「Nasは尊敬しているし変な感じだが、正直じゃないとな。俺は酷い状況を見て育ったから、そんなことを許すことができない。誰だろうと関係ない。女性を虐待したり、自分の子供の面倒を見ないやつとは仲良くできない。」
彼のNasへのスタンスとは裏腹に、フロリダのラッパーXXXTentacionが亡くなった際は、ColeはTwitterにて彼を称賛した。XXXTentacionは生前、妊婦への暴行、家庭内暴力、不法監禁、証人買収など多くの問題で知られていた。
Coleはビルボードに以下のように語った:
俺が彼の暴行容疑などを知ったとき、俺は「いつかこいつと話して、何かの助けになれるといいな」って思ったんだ。刑務所で終身刑になったやつらと話したことがある。16、17歳のときに人の命を奪ったやつもいた。そんな年齢じゃ、まだ人生のトラウマを消化することができないから、過ちを犯してしまう。非常に酷い体験をし、そのトラウマを他人にぶつけ、傷つけてしまった子供には、俺は同情する。
Coleは自分が尊敬しているベテランと、人生まだまだこれからであった新人に対し、このような二つの意見を述べた。
この先NasとJ. Coleが話し合う機会はあるのだろうか。
J. ColeがNasについて語った楽曲Let Nas Downを聞きながら続報を待とうと思う。
また、J. Coleの最新のミュージックビデオにもなっているフリースタイルは、NasのOchie Wallyのビートを使っている。