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Kid Cudiが過去の鬱/自殺願望を乗り越えたことや、Pharrellとの関係が絶たれたことについて語る

 

 

Kanye West(カニエ・ウェスト)と共同でアルバムを制作し、Kids See Ghosts名義にてアルバム「Kids See Ghosts」をリリースしたことによって、ヒップホップ界を賑わせたKid Cudi(キッド・カディ)。

 

そんな彼が、GQ紙のインタビューにて、過去の鬱/自殺願望を乗り越え「光」を見出したことや、Pharrellとの関係について答えた。

 

6月8日にリリースされたアルバム「Kids See Ghosts」について、Kid Cudiは「意図的に明るいアルバムを制作した」と語っている。

 

 

「俺もカニエも、スピリチュアルな作品を作りたかったんだ。かつて子供たちは、俺が闇について語っているのを聴いていたはずだ。だが、俺はいま光と共に生きている」

 

暗い内容の作品を作ることを止め、明るい作品を作ることに決めたKid Cudi。実際に彼は、2016年の時点では自殺衝動を抱えており、鬱のためにリハビリにも通っていたことを明かしている。

 





「それを実行する方法すら考えていた。素直に怖かったよ。何が怖かったって、俺はそこへ向かうことを望んでいたんだ」

 

自身の過去について語ったKid Cudiだが、彼は衝動を乗り越え、光をテーマにした最新アルバム「Kids See Ghosts」を完成させたと語った。同アルバムを引っさげ、カニエと共にCamp Flog Gnaw Carnivalへ出演することも決定しているため、新たに制作された明るいアルバムが披露されることが楽しみである。

 

また彼が2016年にリリースしたアルバム「Passion, Pain & Demon Slayin」に収録されている楽曲「Surfin」をプロデュースしたPharrell(ファレル)については以下のように語っている。

 

「彼が今後、俺と仕事をしてくれるかわからない。なぜならあの楽曲は、元々の姿とは全く別の形になってしまったんだ。レーベルは正しい行いをしなかった」

 

詳細は説明していないが、おそらく元々ファレルが制作した物からかけ離れた状態で音源がリリースされることになったと語る。

 

そのようなことがありながらも、現在では「光」と共に生活し、明るいテーマの楽曲を制作するようになったKid Cudi。自身の音楽をセラピーとして制作するアーティストは多いため、聴き手側以外としても学べることが多いインタビューであった。

 





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