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Beyonce、Coachellaで表現した教育への思い 大学に奨学金10万ドルを寄付!

ビヨンセはすべての行動に深い意味を込めると言われており、先日世界を驚かせたコーチェラ・フェスティバルでのパフォーマンスも例外ではなかった。今回ビヨンセは、黒人に高等教育の機会を与えるためにつくられたカレッジや大学に、奨学金として総額10万ドルを寄付することを発表した。

 

#BeyGOOD・ホームカミング・スカラーズ・プログラムと名付けられたこの制度は、ザビエル大学、タスキーギ大学、ウィルバーフォース大学、ベスーン・クックマン大学の4つの学校が対象となった。各大学で2018-2019年次、指定された学部で成績の平均値3.5以上を維持した1人に、それぞれ2万5千ドルが贈られる。奨学金受賞者は各大学が独自で決定し、夏に発表されるという。

 

ビヨンセは公式サイトで、先日のコーチェラでのパフォーマンスは今回の奨学金制度設立のきっかけとし、”教育の素晴らしさ、ホームカミング・ウィークエンドへの祝福、そして愛校心”へのオマージュだった。と説明している。ホームカミングとは、高校や大学の同窓会で、卒業生が母校やその町を訪ねるアメリカの伝統行事。町をあげての一大イベントで、マーチングバンドのパレードやダンスパーティーなど賑やかなイベントが各地で開催される。

 

コーチェラで繰り広げられた、マーチングバンド、大勢のダンサーやコーラス隊のパレード、”HBCU(Historically Black Colleges and Universities(歴史的に差別と抑圧の対象となっていた黒人に高等教育の機会を与えるためにつくられた大学群))”の頭文字をもじって作られたビヨンセのオフィシャルグッズ”HBeyCU”テーマのアパレル、カレッジ風の黄色のフーディーを着用して行ったパフォーマンスには、このような意味が込められていた。

 

 

ビヨンセが奨学金制度を立ち上げるのはこれで2度目、昨年はアルバム『レモネード』の発売1年を記念し、若い女性をサポートするための奨学金制度を立ち上げていた。強いメッセージを発信し続ける彼女は、多くの人たちに勇気を与え続ける。

 

(提供元 MTV NEWS

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