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ラップ・コンサートに行くためにジェット機を盗もうとした19歳が有罪に

 

 

米アーカンソー州在住の19歳の男性が、Famous Dex(フェイマス・デックス)のライブを観に行くためにジェット機を盗もうとした罪状を認めた。

 

警察によるとテクサーカナに住むZemarcuis Scottは、2018年7月4日にテクサーカナ地域空港でアメリカン・イーグル機のコックピットにいるところを逮捕された。空港警備員が午前2時半ごろにフェンスを乗り越えるScottを目撃し、すぐに警察に通報した。彼はパイロット資格を持っておらず、シカゴで開催されるコンサートに行くつもりだったと捜査当局に話し、飛行機の操縦はボタンを押してレバーを引けば何とかなるだろうと思っていたと自供したとのことだ。ちなみに、テクサーカナからシカゴまでの飛行時間は2時間弱となっている。

 

地元紙テクサーカナ・ガゼットによると、Scottは2019年1月30日に行われた裁判で、財産窃盗未遂と商用建物侵入窃盗の罪を認め、5年間の保護観察に加え、1,000ドル(約11万円)の罰金と裁判費用の支払い、そして保護観察部が提案するメンタル・ヘルス治療を受けるよう命じられた。彼は昨年12月に責任能力があると診断されていた。

 

Scottは1か月前からジェット機を盗もうと考え、前日7月3日の午後10時からずっと機会を伺っていたと報じられている。44人が搭乗できるジェット機に損傷はなく、Scottは執行猶予中にテクサーカナ地域空港の敷地内に入ることを禁じられている。

 

Photo by Getty Images Entertainment

(提供元:Billboard JAPAN )

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