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21サヴェージ、保釈後初のTV番組出演で逮捕について語る「確実に標的にされていた」

 

 

2019年2月15日、21サヴェージが米TV番組『グッド・モーニング・アメリカ』に出演し、釈放後初めて公の場に姿を現した。彼は不法滞在容疑でアメリカ合衆国移民・関税執行局(ICE)に逮捕され、9日間の拘留後に10万ドル(約1,100万円)の保釈金を支払って13日に解放された。

 

26歳のサヴェージは、アメリカ全土が【スーパーボウル】で盛り上がっていた2月3日に突然拘束され、その理由すらICEに教えてもらえなかったと明かしている。「(何が起こったのか)わからなかった。ただ運転していたら銃と青い光が見えて、その直後には車の後部座席に乗せられて連れ去られていた」と彼は振り返り、「彼らは何も言わなかった。“サヴェージを捕らえた”とだけ言っていた。あれは確実に標的にされていた」と語っている。

 

彼はまた、7歳で英国から移住したため、ビザが切れたまま米国で育つことの弊害をよく理解していなかったと語っている。彼は、「(幼少のころ)ビザが何なのかすらわかっていなかった。ここに初めて来たとき7歳だったんだ。それがどういう意味なのか、大人になった時に自分の人生にどんな影響が出るのかよくわかっていなかった」と説明し、「隠していたわけじゃなかったけれど、国外退去になるのも嫌だったし、大っぴらに“ところで自分はここで生まれてないんだけど”とは言わないよね」と話している。

 

入国管理問題の解決法は、逮捕と拘留以外のやり方があるのではとサヴェージは指摘している。「俺は(米国に)20年、19年滞在してきた。ここしか知らないんだよ、言っている意味わかるだろ?国に長くいすぎたからって、逮捕されて、殺人者が入れられるようなところに入れられるべきではないと思う」と彼は訴えている。

 

Photo By Getty Images Entertainment

(提供元: Billboard Japan

 

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