保護観察違反により2〜4年の実刑判決を受け、昨年11月より服役していたラッパーのミーク・ミル。彼は4月に保釈が認められて以降、『デイトライン・NBC』やHot97など度々メディアに登場しているが、5月10日もニューヨークのラジオ番組『The Breakfast Club』に出演。今回は、保釈後の気持ちや、自身のオピオイド中毒(オピオイド系薬物は主に鎮痛剤として処方されるが、その依存症が米国で社会問題となっている)、新曲についてなどいくつかのトピックスを話していた中で、元恋人であるラッパーのニッキー・ミナージュに関する話題にも触れていた。
ニッキーは4月にBeats 1で受けたインタビューでミークの裁判に関する質問をされた際、ミークに不当なジャッジを下したと言われているジェネシス・ブリンクリー裁判官について、何も問題がなかったと答えていた。ニッキーは、「例の裁判官は、私が彼女にお願いした全ての事をやってくれたわ」と答え、「彼女に個人的に会ったから悪口を言うことは出来ないし、彼女が私達に言ったことを知っているし、もちろんミークもその事をわかっているわ」と話していた。
その件についてミークは、「俺はそんな事思っていない」と切り出し、「彼女は何も言うべきじゃなかった。この件についてはお互いそっとしておくべきだったね。とにかく、彼女は俺がそう思っていないって知っていたはず」と回答。
続けて、「釈放とかその手の話になれば、俺はそれが誰であろうと気にしない」 「これはサファリー(・サミュエルズ/ニッキーの元彼)や、その他の人でもありえる話だと思うけど、もし自分が何か知っていて、その発言が誰かの釈放に繋がるような事であれば、その状況を助ける為に何かしら言うと思う。それが正しくても間違っていてもね」と、ニッキーの発言を批判していた。
ニッキーは、6月にリリースするニューアルバム『Queen』はミークとの関係が影響していると明かしている。一方、ミークは現在貪欲に楽曲制作を行なっているとの事。音楽を通し、それぞれお互いの事についてどう触れていくのか、気になるところだ。
(提供元 MTV NEWS)