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歌うラッパーの先駆けはドレイク?NYタイムズの記事にベテランPhonteやヒップホップファンなどが反論。

 

 

The New York Timesが、Drake(ドレイク)についての記事を公開した。タイトルは「現代のラッパーはシンガーに。ドレイクの功績」となっており、「ラッパーが歌うことが一般的になったのはドレイクのおかげ」という内容の記事である。しかしこの記事に対して、反論しているヒップホップファンやアーティストも多い。実際にはドレイクもLittle BrotherのPhonteやOutkastのAndre 3000からの影響を公言していたり、ドレイク以前に「歌うラッパー」というのは多く存在していた。

 

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その中で、こちらの記事についていち早く反応したのは、先程ドレイクの影響としても挙げられたノースカロライナのベテランヒップホップグループLittle Brotherのメンバー、Phonteである。彼は自分にクレジットがないことに疑問を感じているようだ。

 

 

「俺の存在を消そうとすればするほど、俺は姿を見せる。」

 

続けて彼は、以下のように語っている。

 

「俺がやっている音楽で生活が出来て感謝しているし、賞などは俺にとってあまり意味がない。だが、この文化の形を作ってきた人間が息をしている間は、無知なお前らが歴史を改ざんすることを阻止したい」

 

彼は歴史を作ってきた先人たちにリスペクトを込め、NYタイムズの記事に対してものを申した。

 

ライターとしても知られる人物であるDavid Dennis Jr.もこの件について、「Cee-Lo GreenはCrazyでヒットしたし、Lil WayneのLollipopとか、OutkastのHey Ya!とか、Lauryn HillのDoo Wopとか、Nellyそのものとかはどうなるんだ」という旨のコメントをしている。

 

音楽などにおいて「誰が先駆けか?」というような議論は度々行われるが、もちろんDavid Dennis Jr.が挙げたように、Nellyなどのアーティストも昔から存在してきた。さらにドレイク本人も過去にLittle BrotherだけではなくBone Thugs-N-Harmonyなどからの影響を語っているため、自身がパイオニアとは考えていないだろう。しかし彼が2010年代において、このスタイルの第一人者であることは確かである。

 

皆さんの好きな歌うラッパーは誰ですか?

 

 

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