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ドレイクのあの名イントロはiPhoneでレコーディングされた。「派手な機材はカッコいいけど必要ない」

 

 

昨年の9月にアルバム「Certified Lover Boy」をリリースしたDrake(ドレイク)。アルバムに収録されている9曲がBillboardのトップ10にチャートインし、2021年に最も売れたラップ・アルバムになったとも報道されていた。そんなアルバムの1曲目を飾る「Champagne Poetry」は、なんとiPhoneでレコーディングされたようだ。

 

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ドレイクのプロデューサー、Noah “OVO 40” ShebibはFC The Truthのインタビューで以下のように語っている。

 

「俺はいつもiPhoneでレコーディングしているんだ。最近はiPhoneの方が簡単だし、音も素晴らしい。だから例えば楽器をレコーディングするだけなら、iPhoneを使うかな。」

 

iPhoneでレコーディングをすることの利点を説明した40。Madlibなどの名プロデューサーも以前「ここ7~8年の間はiPadでビートを作っている」という旨を語っており、最近は簡易的な機材で楽曲制作に取り組むアーティストも増えている。40は「高難度な科学をやってるわけじゃなくて、音楽を作りたいだけなんだ。ビートルズも当時は多くの機材を使ってなかったし、マーヴィン・ゲイもソファに寝転がってSM-57でレコーディングした。どんな状況でも作る方法はあるし、多くの人は派手な機材に囚われてしまってる」とも話しており、以下のように続けている。

 

「レコーディングするためには、どんなものでもいいからコンピューターが必要になるだけだ。15年、20年前のものでもいい。君がiPhoneしか持ってなくても、音楽は作れる。iPhoneしか手元にない状況で閉じ込められても、俺は毎日のようにクラシックを作るだろう。自分の手法が何なのか理解して、その手法で偉大なものを生み出すことが重要なんだ。それが自分にとって、ヒップホップの精神であり、本質だ。派手なものはカッコいいけど、必要ない。」

 





(画像=Drake – Certified Lover Boy
https://hiphopdx.com/news/id.68151/title.drake-clb-classic-champagne-poetry-was-an-iphone-production-says-noah-ovo-40-shebib
https://www.complex.com/music/noah-40-shebib-says-drakes-champagne-poetry-was-recorded-on-iphone

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