アメリカ時間 10 月 25 日(日本時間 10 月 26 日)にリリースされたカニエ・ウェストの最新アルバム『ジーザス・イズ・キング』。本アルバムのリリースに合わせて、同タイトルのドキュメンタリー映画『ジーザス・イズ・キング』が、北米の 350 館以上の IMAX シアターと、他国 125 館以上のIMAX シアターで 10 月 25 日にプレミア公開され大ヒット。この度日本でも、12 月 6 日(金)より3日間、グランドシネマサンシャイン(池袋)にて限定公開されることが決定した。
本作は、アリゾナ州北部の都市・フラッグスタッフのペインテッド砂漠にある、アーティストのジェームズ・タレルによる大規模アート・インスタレーション「ローデン・クレーター」で行なわれたカニエの人気ゴスペルイベント「サンデーサービス」(日曜礼拝)のパフォーマンスを、今夏に収録したもの。本作が「ローデン・クレーター」の内部を映した世界初公開の映像となり、音楽ファンだけではなく、アート業界からも高い関心が集まっている。またカニエ自身が所有するワイオミング州のコーディにある牧場でも撮影された。
「ローデン・クレーター」は、死火山の噴火口とその周囲を、天文台につくり変える壮大なプロジェクトで、1972 年から天文学者や建築家らとともに制作を開始。半世紀近く経った今でも未だ完成しておらず、ジェームズ・タレルのライフワーク・プロジェクトとなっている。
これまでもアートや建築に深い造詣を持つことで知られているカニエだが、昨年 12 月に「ローデン・クレーター」を訪れたり、今年 1 月には「ローデン・クレーター」プロジェクトへ 1000 万ドル(約 10 億 8600 万円)もの巨額の寄付を行なったことが明らかになっており、ファンのみならず、その動向に世界中が注目していた。
Kanye and team visiting the Roden Crater by James Turrell in Flagstaff, Arizona earlier this week.
Kanye also visited the location on December 11. pic.twitter.com/4rySiP5Ujs
— TeamKanyeDaily (@TeamKanyeDaily) December 21, 2018
Went to visit the James Turrell crater two days ago. This is life changing. We all will live in Turrell spaces
— ye (@kanyewest) December 13, 2018
本作では、アルバム『ジーザス・イズ・キング』の収録曲は勿論、カニエによってアレンジされた伝統的なゴスペル 13 曲をサンデーサービス聖歌隊が演奏しており、IMAX 限定で公開される本作は、IMAX®の臨場感溢れるサウンドと鮮明な映像により、唯一無二な体験をすることができる。
監督は、以前からカニエのミュージックビデオを手掛けてきた、世界的に有名なイギリス人フォトグラファーのニック・ナイト。
特報は、アルバム収録曲「Selah」に乗せて、本作のオープニングにもなっている「ローデン・クレーター」の空撮映像からスタート。そして、「ローデン・クレーター」内部やゴスペル聖歌隊の映像がたたみ掛けられる。またメイキング映像には、「自分は伝道師でゴスペルを広めることが使命」と語るカニエのナレーションや、撮影方法について語るジェームズ・タレル、歌唱するゴスペル聖歌隊をニック・ナイトとともに自ら撮影しスタジオで MA 作業をするカニエの姿のほか、マルコによる福音書からの言葉などがインサートされている。
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#カニエ・ウェスト IMAX映画『ジーザス・イズ・キング』グランドシネマサンシャインにて限定公開決定!
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— HIP HOP DNA (@HIPHOPDNA_JP) November 29, 2019