デビュー・アルバム「Please Excuse Me for Being Antisocial」がBillboard 200チャートの1位に連続ランクインし、新たな記録を打ち立てているRoddy Ricch(ロディ・リッチ)。そんな彼の少年時代から人気ラッパーになるまでを紹介する動画を、HipHopDXが公開した。なんとRoddy Ricchはデビュー前にKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)にフリースタイルを披露したことがあるようだ。
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動画の中でRoddy Ricchは、少年期の多くを教会で過ごしたと話し、その頃からラップに興味があったと語っている。クリスチャンである母親にクリスチャンラップを書いて欲しいと言われていたため、教会でラップをしていたRoddy Ricchだが、それがきっかけとなり、彼はケンドリックと出会った。
Roddy Ricch freestyled for Kendrick Lamar in church as a kid… little did he know, the encounter would come full circle later in life.
? WATCH MORE: https://t.co/3sonZWmxi3 pic.twitter.com/pz7vrcY8gV
— HipHopDX (@HipHopDX) March 15, 2020
ケンドリックにフリースタイルを披露したRoddy Ricchは、「君はこの世界にとって重要な人物になるだろうね」と言われたようだ。
俺は12歳くらいだったけど、「上手いね」って言われたんだ。
それから現在、実際に人気のラッパーの一人となったRoddy Ricch。彼がゲスト参加したNipsey Hussle(ニプシー・ハッスル)の楽曲「Racks in the Middle」はグラミー賞の最優秀ラップ・パフォーマンス賞を受賞しており、ソロアーティストとしても大ヒットを記録している。当時ケンドリックに褒められた経験が彼の努力の糧にもなっているのだろう。今後の活躍にも期待をしたい。