自身のデビューシングル「The Box」が大ヒットを記録し、一躍時の人となったラッパー、Roddy Ricch(ロディー・リッチ)。まだデビューから1年半も経っていないが、「The Box」は何週にもわたりビルボードランキング1位を維持しており、彼は早くも多くのアーティストがこれまで成し遂げられなかった記録を打ち立てている。
「The Box」といえば、イントロに聞こえてくる「イイ、ウウ」という音が特徴的だ。これは実はロディー・リッチ本人の声らしく、今回はこの声についての豆知識を紹介したい。ロディー・リッチは、NBA選手Lebron James(レブロン・ジェームズ)がプロデューサーを務めるトーク番組 「The Shop」に先日出演し、この声のサンプルは楽曲の一番最後に追加されたという旨を語った。
Roddy Ricch Talks About The Success Of His Album, The Box & Growing Up In Compton On The Shop pic.twitter.com/N15hiYswuN
— 2Cool2Blog (@2Cool2BIog) March 8, 2020
8曲ほどスタジオで仕上げた後で、この声を入れることを決断をしたと語ったロディー・リッチ。「俺はマイケル・ジャクソンが同じようなことをしたって知ってたんだ。スタジオで急にビートボックス始めて、『曲の一部として使おう』って、既に完成していた曲の一部として使わせたことがあるって聞いたことがあった。」このようにロディー・リッチも、自身の声を最後にアドリブのように入れ、それが曲の特徴になったと明かした。