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ネットフリックスのRhythm + Flowの優勝者、D Smokeが審査員スヌープ・ドッグと一触即発のシーンについて語る

 

 

シーズン2の制作も予定されているNetflixの人気ラップ・オーディション番組Rhythm + Flow(リズム+フロー)。こちらの番組のシーズン1の優勝者となったD SmokeがSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)に出身を問われるシーンはご存知だろうか?「俺はLAのイングルウッド出身だ」と答えたD Smokeに対し、スヌープは「違う。どこ出身だ?」と同じ質問を強めに繰り返しており、スタジオ内に緊張感のある空気が漂った。D Smokeは動揺することなく、改めて「イングルウッドだ」質問に答えており、その際の映像がネットにシェアされて話題になっていた。

 

スヌープ・ドッグが繰り返し「LAのどこ出身だ?」と聞いた意図には、LAのストリート文化がバックグラウンドとしてある。LAのフッドではストリート・ギャングが存在しており、D Smokeはそのような生き方ではなく、音楽や自分の道を志す者としてオーディションを受けていた。LAのイングルウッド出身の彼は、刑務所から出所した父親から教育され、自分は前に進み、ネガティブな世界に戻らないことを決意したと語っている。

 

そのように前に進むLA出身のアーティストを、スヌープ・ドッグは試したのである。LAのフッドではギャング・メンバー同士などが所属を確認するために「どこ出身だ?」と聞く風習が残っているなか、ロングビーチ出身で、かつクリップスというギャング上がりのスヌープ・ドッグは「そうじゃない、”どこ”出身なんだ?」と何度も聞いた。D Smokeは頑なに「イングルウッド」以外の答えを言わずに、スヌープ・ドッグを感心させた。スヌープ・ドッグは「フッドの鎖を破ったかどうかを知りたかったんだ。もし今後、誰かに迫られて、どこ出身だ?と聞かれたときに、強い意志を持って前に進めるのか、ネガティブな世界に戻ってしまうのかを試した」と語っている。

 

そんな番組内での出来事について、D Smokeが「People’s Party」に出演した際に語った内容を紹介したい。

 

関連記事: チャンス・ザ・ラッパー、カーディ・B、T.I.の3人が司会を務めるNetflixの新番組「Rhythm & Flow」のトレーラーが公開

 

D Smokeははじめに、以下のように話している。

 

「最初に言いたいのは、スヌープは全員に同じ質問をしたわけではないってことだ。俺がイングルウッド出身だって言う前から、彼は予めその質問をするつもりだったんだと思う。あのエネルギーと、俺が自分のアートを表現する上で飾らない姿が、きっと響いたんだ。スヌープは他の人にはあの質問はしなかったし、おそらく何かしら別の形で彼の気持ちが動いたんだと思う。」

 

彼は続けて以下のように語っている。

 

俺は教会やストリート、音楽、アートなどが交わるところにいると思っている。闘っているんだ。スヌープはそこに価値を見つけてくれた。「If you don’t like it then fight me / go meet the heel of my Nikes(気に入らないなら俺と戦えよ。俺のナイキの靴底に会ってこい)」という俺のリリックがきっかけだったかもしれない。スヌープを見ながら言うつもりはなかったけど、多分彼の方を見ながら言ってた。番組内で使われたかはわからないけど、彼は俺に「お前はエネルギーがあるな」と言ったんだ。

 

育った環境のなかでも、アーティストとして「飾らない自分」を持っているのかを確かめるために、スヌープ・ドッグはあの質問をしたのではないかと考えを語ったD Smoke。またD Smokeは、スヌープが同じ質問を繰り返したことについて「L.A.の文化だ」とも説明している。迫られたときに、強がるのか、自分の芯がぶれないのかをスヌープ・ドッグは試したのだろう。

 

インタビューのフル動画は以下のリンクからチェックすることが出来る。

 

 

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