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Juice WRLDが語った「音楽をやる意味」と次世代に向けたメッセージ。「自分の想いをもっと表現していいんだ」

 

 

昨年12月、21歳の若さでこの世を去ったラッパー、Juice WRLD(ジュース・ワールド)。彼が亡くなる一か月前に受けたインスパイアリングなインタビューを今日は紹介したい。

 

 

生前、彼は自身のホームタウンであるシカゴのために、マクドナルドとタッグを組み、無償のコンサートを提供したり、地域の若いアフリカ系アメリカ人を支援する団体「100 Black Men of Chicago」に寄付を行っていた。彼はIRLとのインタビューにて、そのような活動が彼にとってどのような意味があるのか、そして彼にとって音楽はどんな存在なのかについて語っていた。

 

 

 

 

Juiceは「100 Black Men of Chicago」のメンター制度を受けていた期間についてこう語る。「100 Black Men in Chicagoというものが、どんな哲学に基づいているのか、そしてどんなことを教えるのか俺は理解している。何か行動をしないといけない、助けないといけない。彼らは俺の人生を良くしてくれたから、今度は俺が彼らに還元し、貢献しなくてはならない。俺にやってくれたことと同じことをして、恩返しをしようとと思うのは、当然だ」

 

 

「100 Black Men in Chicago」通して得られたことが、音楽にも活きていると語ったJuice。「自分がどう感じているのかを人に伝えることは重要だ。当たり障りのないことばかりではなく、そうやって自分が感じていることを伝えるのは正直であることの一環だ。正直でいないと、自分を表現するチャンスを失ってしまうこともある。自分がどう思っているか表現してもいいんだ。誰もそれを責めたりなんてしない。」

 

 

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インタビューの話題が変わり、音楽の持つ意味についての話になると、Juiceは自分にとって音楽は二つの意味があると語った。「俺が辛い経験をしている時に音楽に救われるってだけではない。俺だけがその大変さや、辛さを経験しているわけではないから、俺がそのことについて話すことで、誰かの助けになるかもしれないし、俺自身の為にもなるんだ。」

 

 

これは失恋に関することだけではないと語ったJuice。「『Empty』という曲を作った時は、俺に様々な物を授けてくれた神に感謝していたんだ。でもそれは金や宝石など、物理的なものだった。失恋以外にも、話すべきことはある。襲ってくる不安や、薬物中毒とかね。世界には語るべき事柄で溢れているよ。」

 

 

表現により、若い世代の「痛み」を代弁していたJuice。このように彼は次世代に「種」を植え、これからはシカゴの若者たちを含む新世代のアーティストたちが、彼が残したレガシーを引き継ぐことだろう。

 

 

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