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エミネムがリル・ウェインの「Mona Lisa」はヒップホップ史上最高のヴァースの一つであると語る。「どのパンチラインも妥協していない」

 

 

先日、Lil Wayne(リル・ウェイン)の番組「Young Money Radio」に出演し、フロウやメロディについての悩みを話したEminem(エミネム)。彼は番組の途中、Lil Wayneの楽曲「Mona Lisa」についても語っていた。エミネムは、ケンドリック・ラマーをフィーチャリングしている同楽曲のヴァースを「ヒップホップ史上トップ5に入る」と考えているようだ。

 

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「直接話すチャンスがなかったから言うけど、Mona Lisaの2つのヴァースは歴代トップ5に入るべきだ。ラッパーがあんな風にストーリーを語るのが大好きなんだ。しかもどのパンチラインも妥協していない。いまだにウェインが、それをやり続けているのがすごく嬉しいよ。ここまでやるとマジでアートだ。マスターしたよな。」

 

「Mona Lisa」は2018年10月のBillboard Hot 100にて初登場2位を獲得しており、ウェインの手先である女性に騙され、強盗に遭う男性のストーリーだけではなく、その対象となる騙された男性視点でもストーリーが描かれている。この曲は多重視点でストーリーが鮮明に描かれており、特にウェインが雇った女性(リズ)と、騙されている男性が行為に及んでいる最中に、ウェインが彼らの家に押しかけ、強盗をするシーンはストーリーのクライマックスだ。

 

「N*gga, turn around, I ain’t here to f*ck around / I ain’t here to f*ck around, caught you wit’ your pants down / You know what it is, put your f*ckin’ hands up / Liz, that’s enough, you can put your hands down / And then he looked dead at her and he shook his head at her / She a good actress and you a dead actor / You’ll be dead after we get what we’re after / If Liz call you daddy, she about to be a bastard, oh(こっち向けよ、ふざけてるわけじゃない。パンツが下がったままのお前を捕まえた。何が起きてるかわかるだろ、お前は手を上げろよ。リズ、演技はもういいから手を下げろ。男は彼女を見つめ、混乱して首を振る。彼女は演技が上手い女優だけど、お前は用無しの俳優だ。目的を達成すれば、お前は死ぬことになる。リズがお前を「パパ」と呼んでいるとしたら、彼女はこれから父無し子になる。)」

 

Lil Wayneの「Mona Lisa」は以下のリンクからチェックすることが出来る。

 

 

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