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デスティニーズ・チャイルドがブーイングを受けた2001年のフェス。ケリー・ローランドが語る成功とローカルのサポート。

 

 

1990年代後半から2000年代前半にかけて一世風靡をした大人気グループ、Destiny’s Child(デスティニーズ・チャイルド)。最終的にビヨンセ、ケリー・ローランド、ミシェル・ウィリアムズの3人に落ち着いたグループであるが、2013年に行われたスーパーボウルのハーフタイムショーでのリユニオンなども印象的であった。そんな最高のグループと言われているデスチャであるが、有名になった後にもブーイングされたこともあったようだ。Hot 97のインタビューにて、ケリー・ローランドが「Summer Jamでブーイングを受けた」と明かしている。

 

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番組ホストのTT Torrezが「2001年のSummer Jamで一度だけ、あなたたちがブーイングを受けたとき、私めっちゃ怒ったのを覚えてる」と発言すると、Kelly Rowlandはイベントに出演した当時のことを振り返った。

 

当時、あれで心の準備ができた。Destiny’s Childは色々なジャンルをクロスオーバーしていたから、まだ彼らのコミュニティに属しているのか、ブラック・コミュニティを代表しているのか、ファンたちが気にしていたのはそこだ。私たちは皆と同じコミュニティから来て、そのコミュニティをちゃんとレプリゼントしていると思ったけど、皆は同じように思ってなかったようだ。だからみんな「ステージ降りろ!」って感じだった。

 

Destiny’s Childは音楽的にもクロスオーバーしており、メインストリームでの大成功をした時期であったため、今までサポートしてきたコミュニティをないがしろにしていると感じたファンも多かったのではないかとKelly Rowlandは考えているようだ。さらに2001年といえば、メンバーが3人もグループを辞め、元メンバーとの確執が深まっていた時期でもあるため、その状況に疑問を感じているファンも多かったのだろう。彼女は以下のように続けている。

 

ステージに出る前に、とんでもないブーイングが聴こえた。私達はお互いの目を見て「本当にパフォーマンスするの?ステージへ向かうの?」という感じだった。でもビヨンセの目を見て、「彼女が行くなら、一人で行かせるわけにはいかない」と思った。私も行くんだって。それから私達は流れるよう影響しあって、ステージに出た。

 

パフォーマンスを終えたDestiny’s Childの3人は、Summer Jamから出来るだけ遠いところへ向かったようだ。

 

「そんなことが起こるなんて誰にもわかるわけなかった。ここまで成功して、どこへ行っても称賛を受けたけど、ローカルだけは違った。私達を最初に受け入れてくれて、愛してくれた場所だから、落ち込んだけどね。」

 

メインストリームにて成功を収めるうちに、自分たちを最初に受け入れてくれたコミュニティがサポートしてくれなくなったと明かしたケリー・ローランド。しかし彼女たちは最も偉大なグループの一つとなり、世界中の人々にインスピレーションと勇気を与えた存在となった。

 

 

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