アトランタ出身のラッパーであり、「トラップ・ミュージック」というジャンルが世に広まるきっかけを作った第一人者としても知られているT.I.。彼は2020年の9月から、クラーク・アトランタ大学で「Business of Trap Music」というコースを教えることになったようだ。
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クラーク・アトランタ大学は、HBCU(歴史的黒人大学)であり、学長のGeorge T. French Jr.は以下のように語っている。
「高等教育において重要なのは、我々が学生をエンパワーし、挑戦するためのリソースを備えることです。彼らのカルチャーを理解し、モチベーションを与えるだけではなく、グローバルで戦える人材になれるように、一生モノの経験を提示することが、一番有効な方向だと信じています。」
T.I.は「HBCUは今まで少ないリソースで、大きな成果を上げ、コミュニティにとって重要な役割を担ってきた。教科書の範囲を超えた教育をするアプローチを讃えたい。若者たちが向上できるように声を使い、全国のHBCUのレガシーのためにも、ユニークな経験を与える機会を光栄に思っている。」とコメントをしている。
また以前もT.I.は、トラップミュージックの歴史を巡るドキュメンタリーに出演しており、彼はトラップが生まれた背景を説明していた。