次に来るラッパーと期待されていたなか、銃撃され亡くなったNY出身のラッパーPop Smoke。先日「亡くなる直前の彼についてアーティストが語る」という記事を紹介したが、この度彼の遺作となるデビュー・アルバム「Shoot for the Stars, Aim for the Moon」のトラックリストと、アートワークが発表された。しかし、その公開されたアートワークが手抜きであるとして大量の批判を受け、差し替えることになったようだ。
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こちらのアートワークを担当したのは、ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターであり、Off-Whiteの設立者としても知られるVirgil Abloh。デザインが手抜きであると批判を受けている理由として、あるファンは「このアートワークは、Pop Smokeの名前をGoogleに入れて一番最初に出てくる画像を使ってるだけだ。」とツイートしている。
Virgil put zero effort into that album cover. He literally used the first photo that comes up when you search Pop Smoke’s name on Google. pic.twitter.com/pe9egHcjQj
— NUFF (@nuffsaidny) June 29, 2020
「コラ画像」とまでリプライで言われてしまったデザインであるが、納得できないファンは他にも多くいたようで、「Change Pop Smokes Album Artwork」という署名も行われている。こちらの署名には現時点で2万人以上が賛同している。Virgil Ablohはこのデザインについて「Pop Smokeと彼の地元ブルックリンのコンクリートから生える薔薇の棘の比喩表現」とコンセプトを明かしていた。
このデザインについては、アルバムのエグゼクティブ・プロデューサーを務める50 Centも「別のアルバムアートが必要だ」と話している。これらの批判を受けて、Pop SmokeのレーベルのSteven Victorは、リリースまでに別のデザインに差し替えることを約束した。新たなデザインはどのようなものになるのだろうか?
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