先日、新曲「The Climb Back」と「Lion King On Ice」をリリースしたばかりのJ. Cole。新アルバム「The Fall Off」のリリースも期待されているそんな彼が、2013年に語った内容が話題になっている。今やトップアーティストとして若手にアドバイスを与える側にもなった彼であるが、彼は最初からキャリアを長続きさせることを考えていたようだ。
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“ Being hot in 2013 is cool… but what about 2020?” pic.twitter.com/2mL18ybvey
— J. Cole Daily (@ColeDailyHH) July 27, 2020
こちらはCBSニュースのインタビューとなっており、J. Coleは自身のキャリアについて以下のように語っていた。
俺は自分自身のハイプを受け入れないんだ。世間の反応や、認めてもらえることは有り難いけど、だからといって「俺は最高だぜ」みたいな感じにならない。そうなれるまで、まだまだやらないといけないことが残ってると思うんだ。数年間はここにいるだろう。2013年にホットでいられるのも、高い評価を得られるのもいいことだ。だが2020年にもホットでいられるだろうか?俺はその時ここにいられるだろうか?20年後にドキュメンタリーを制作して、キャリアを過去のこととして話したくない。現在進行系で音楽を作り続けていたい。Bruce Springsteen(ブルース・スプリングスティーン)とかそんな感じになりたいんだ。いつの時代もリスナーに響く音楽を作りたい。悲劇的なことが起きればそれについての曲を作り、俺が彼らのために声を上げていると世の中に伝える。そんな感じになりたいんだ。自分のアートがいつまでも聞かれるようなアーティストになりたい。
実際に彼は今では全てのアルバムがプラチナ認定されるほどのビッグアーティストに成長しており、J. Cole率いる「Dreamville」はヒップホップにおけるトップレーベルの一つとなっている。J. Coleは2020年を例に挙げたが、来年以降も彼の活動に注目したい。