MTVが主催するMVの祭典、Video Music Awards(ビデオ・ミュージック・アワーズ、VMAs)に、エミネムとジュース・ワールドの楽曲「Godzilla」のMVが「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」候補としてノミネートされた。これを受け、MVを監督したCole Bennett(コール・ベネット)が、インスタグラムにてノミネートされた感想を語った。
「泣きそうだったよ。最高の感情だ。この瞬間をジュースと共有できたことは、とても美しいし、この瞬間の最も良い部分でもある。私はジュースがやっと大きな表彰式によって認知されたことが嬉しい、誰よりもふさわしいと思うよ。このビデオをしてるとき、彼はずっと支えてくれていた。」
「そして、エミネムと仕事ができたことは、今でも本当に信じられない。彼は最も謙虚で、勤勉なスーパースターだよ。彼は毎日14時間にも及んだ撮影に、2日連続で誰よりも早く来た。私たちチームは彼にインスパイアされて、最大限の力を出そうと思えた。」
エミネムのような大ベテランが、若手のようなハングリー精神と謙虚さを示したことにより、「Godzilla」の撮影チームのモチベーションは高まったのであろう。功績や年齢に関わらず仕事に対して真摯な姿勢は、業界を問わず多くのスーパースターにおいて共通している部分であるように思える。
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「Godzilla」は、今年1月のリリースされたエミネムの最新アルバム「Music To Be Murdered By」に収録されている。ジュース・ワールドはリリース1か月前に亡くなっており、この曲は彼の死後、最初にリリースされた楽曲となった。同曲はビルボードチャート「Hot 100」では3位にランクインし、楽曲後半に入るエミネムの高速ラップをコピーする「#GodzillaChallenge」が流行するなど、大きな話題となっていた。
動画は以下からチェックできる。