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午前1時に着信!プシャ・Tとカニエ・ウェストによる深夜の会話の内容とは?

アメリカのラジオ局Power 105.1にラッパーのプシャ・Tが出演し、カニエ・ウェストがプロデュースを務めたニューアルバム『DAYTONA』や、ラッパーのナズとのツアーの可能性について、また所属レーベル<G.O.O.D. Music>の直近のリリース情報について語った。

 

特に印象的だったのは、アルバム制作におけるカニエとのエピソード。プシャは、「リリース2日前の深夜1時に彼(カニエ)が俺のアルバムのアートワークを変えたんだ。既に決まっていたやつがピンとこないからって」とこの話を切り出した。

 

「深夜1時に非通知設定の電話番号から着信があったんだ。その電話の主はカニエで、”やあ。あのアートワークは変えるべきだと思うんだ。他のデザインの方が良かったよ”って言われたんだよ。でもそのアートワークは85,000ドル(約930万円)もするんだ。だから俺は”そんなお金をかけたくないし、かといってお前にそれを頼みたくないんだよ。俺たちは選択すべきものを選んだんだ。もうそれで進もう”って説得したんだ。そしたら奴は、”この音楽に対して皆が求めるものがあのアートワークなんだ。俺がそのお金を払ってやるよ”って言ってくれてね」と、既に全て確認がとれていたアートワークが、急遽カニエによって変更された事を明かした。

 





 

巨額が支払われた『DAYTONA』のアルバムのアートワークには、2006年に撮影された歌姫ホイットニー・ヒューストンの部屋の洗面台の写真が使用されている。ホイットニーは心臓疾患とコカイン中毒による溺死で2012年に亡くなっているが、2006年はホイットニーと歌手ボビー・ブラウンの離婚が成立した頃であり麻薬の常用が激しかった時期。例の写真にも麻薬関連の道具が写り込んでいる。

 

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カニエは近々、テヤーナ・テイラーやナズ、キッド・カディとのグループ、キッズ・シー・ゴーストのリリース等も控えている。今回のエピソードは作品に対する真髄な姿勢が窺えたが、その完璧主義が裏目に出てリリースが延期される事がないよう願いたい。

 

(提供元 MTV NEWS

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