先日、Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)がCardi B(カーディ・B)の楽曲「WAP」についてコメントした内容に賛否両論の声が上がっている。
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https://youtu.be/E0fpy0IIhm8
スヌープ・ドッグはCentral Aveのインタビューにて、自分に21歳の娘がいることを挙げ、以下のように語っていた。
「俺の娘は、俺とは違う世代の人だ。WAP派かもしれないけど、俺はそれを怒ることはできない。なぜなら俺たちとは、世代が違うからだ。ただ、俺は年寄りの男だから、どちらかというと違うものを見たいという気持ちがある。俺が21〜22歳だったらこのムーブメントに乗って、リミックスにも参加していたかもしれない。ただこの年齢の男としては、性器についてラップすることが、ここまでファッショナブルであって欲しくないと思うんだ。それには宝石のような価値がある。正しい人にそれを見せる瞬間まで取っておくべきだと知らずに、若い女の子たちが自身を表現してしまうかもしれないからだ。しかし、彼女たちが自己表現をしているのは素敵だと思うよ。」
こちらのスヌープの発言について、オフセットは以下のように語っている。
「スヌープのことは愛しているよ。だけどカーディ・Bはもう大人だ。俺は女性の問題に首を突っ込んだりはしない。俺は男がそうやって首を突っ込むのが嫌いだから、俺はやらない。女の子が俺について嫌なことを言っていてもどうでもいい。俺ももう大人だしな。俺はサウス出身だから考え方が違うのかもしれない。」
オフセットは以下のように続けており、「WAP」には女性のエンパワーメントが込められていると説明している。
「これはエンターテイメントだよ。1位に選ばれた楽曲だ。だから、みんなは言いたいことがあるなら好きに言えばいいと思うよ。6×プラチナ認定を3〜4ヶ月で達成したんだ。
そもそもラッパーとして、俺たちも同じようなリリックをラップしてるじゃん。男が女性たちのことを論ずることはできない。彼女たちは力強い。そもそもあの曲には女性のエンパワーメントが込められているし、それを拒絶してはいけない。こんなにたくさんの女性アーティストが、これだけのことをやってきたことは今まで無かった。彼女たちは俺たちを追い抜かして、記録を達成している。二人の女性が一つの楽曲で、すごくサクセスフルな記録を達成したんだ。
勝つ必要はないし、女性は強い。女性たちは長いこと『〇〇をやっちゃいけない』って言われ続けてきたし、やっていることを応援すべきだ。」