新曲「Good Days」をリリースし、新アルバムへの期待が高まっているシンガーのSZA(シザ)。こちらのニューシングルは、ビルボードホット100にて38位にチャートインし、好スタートを切った。ここでは、そんなシザが先日、新アルバムやグラミーについてCosmopolitanのインタビューで語ったことを紹介したい。
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「システムに対しての怒りを表すものを作りたいだけのときもあるけど、それは今の私のムードじゃない。プレッシャーを感じたり、多くを語りすぎたりしないで、ただ自分がやりたいことをやりたい。」と、自身の制作に対する今の気持ちを語ったシザ。彼女は新アルバムを以下のように表現した。
「このアルバムは、私の心と腹で何かを感じたものになっている」と、胸部と腹部を押さえて語ったシザ。「それがアルバムに収録される予定。私は日々、様々なものを心の様々な場所から作っている。」
2017年以来のアルバムリリースとなるシザであるが、彼女は2020年について、以下のように語った。
「2020は私の制作能力と、世界の見方を大きく変えた年だった。再構築を余儀なくされた。私は何かに圧倒されていない時、とても退屈してしまうから。」
2018年と2019年にはグラミー賞に合わせて9回もノミネートされたものの、受賞はなかったシザ。これに関して彼女は以下のように語った。
「私はただの郊外出身の女の子だから、グラミー賞にノミネートされる夢なんて持ってなかった。体操選手になったり、会計士になったりすると思っていた。それかポートランドでナイキの仕事をすることぐらいしか考えてなかった。そこまで具体的じゃないけど、スーツを着ると思っていた。だからグラミーについては特に気にしていない。ノミネートされて負ければ、何も気にしなくて済むから自由になれるって考えてる。私は3年前にその領域から脱したから、過去のことだと思っている。私が怒る理由ある?」
今となっては、グラミー賞には大きな意味を感じないと語ったシザ。今後も彼女の自由な創作に期待し、心待ちにしたい。