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ジュース・ワールドとコラボをしたプロデューサーが彼の制作スタイルについて語る。「ビートを1秒聞き、速攻でブースに入る」

 

 

2019年に21歳の若さでこの世を去ったJuice WRLD(ジュース・ワールド)。彼は亡くなった後も、2020年で2番目に再生されたアーティストとなり、今でも多くの音楽ファンに愛されている。彼は生前に1000曲ほどの未公開楽曲を完成させていたという報道もあったが、そんな彼がどのようにして制作していたのかをプロデューサーのBenny Blancoが語った。

 

【関連記事】Juice WRLD(ジュース・ワールド)、Spotify上で1億再生を達成した曲が50曲を超えたと報道される。

 

GQの「The Life and Death of Juice WRLD」という企画に参加したプロデューサーのBenny Blanco。彼はジュース・ワールドとスタジオに入ったときに、彼の作業スタイルに驚いたようで、そのときの経験をこのように語っている。

 

 

彼はビートを1秒ぐらい聞いて、ボーカルブースに入るんだ。その場でリリックとメロディを作りながら、ワンテイクのフリースタイルで曲をレコーディングするんだ。そこから同じビートの上で3パターンぐらいをレコーディングして、「好きなパートを選んで」と言うんだ。初日で8曲をレコーディングした。しかもそれがただのアホなリリックを思いついているのではなく、ちゃんと色々なことを感じさせてくれるリリックなんだ。

 

 

とてつもないスピードで楽曲をレコーディングをすると知られているジュース・ワールドであるが、彼はなんと同じビートの上で数パターンをレコーディングし、それらの候補を提示するというスタイルをとっていたようだ。

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