10名が亡くなり、数百名が怪我をしたと報じられたTravis Scott(トラヴィス・スコット)のフェス「Astroworld Festival」。この死亡事故について、Public Enemy(パブリック・エネミー)のChuck D(チャック・D)が公開状を発表した。
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これを言わなければならない段階に来ているなんて信じられないよ。トラヴィス・スコットはパフォーマー、出演者であり、コンサートのプロモーター/運営ではない。彼は音響や会場、フェスやスタッフの運営任されているわけではない。ステージを作ったり、物流を調整しているわけではないし、雑踏警備やセキュリティ、緊急医療のエキスパートではない。彼は、これらのことを全てやるべきだったLive Nationや、その他のプロモーターを信頼していた。そして10人以上が亡くなり、その残された家族がいる。世界中が悲しみに暮れている。
チャック・Dは以下のように続けている。
このような企業たちが責任を無視するのを見てられない。みんなRIPと言い、前に進む。この若い黒人男性に責任があると私は思えない。トラヴィスと彼のファンたちが、命をかけて信頼していた企業を運営している白人の老人たちが、この影で静かに金を数えて、株価が上がっていくの見ている。その間にトラヴィスは犯罪の責任を問われている。スコットの無責任な行動だ、という言い訳は通用しない。もし出演者としての彼が過去にそのような行いをしていたのであれば、なぜ彼を大きな会場にブッキングしたのか?そもそもなぜ彼とパートナーし、より多くの観客がいるイベントのヘッドライナーを任せたのか?
モッシュなどの危険性については、専門家が解説をしている。
(画像=Channel ZEROのYouTube)