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トラヴィス・スコットの「SICKO MODE」のビートは元々Jay-Zが使いたがっていた。トラヴィスの手に渡った理由とは?

 

 

米Apple Music史上二番目にストリーミングされた楽曲にもなったトラヴィス・スコットとドレイクの大ヒット曲、「SICKO MODE」。OZ、Tay Keith、そしてHit-Boy(ヒット・ボーイ)などがプロデュースを務めた同曲であるが、実はJay-Zがこのビートを使いたがっていたようだ。

 

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DJ Akademiksのポッドキャスト「Off The Record」に出演したHit-Boy。彼は、トラヴィス・スコットが「SICKO MODE」のビートを購入した後、同ビートをJay-Zに聞かせたと語っている。Jay-Zはビートに対してヴィジョンが見えていたようだが、その時のことについてHit-Boyは以下のように説明している。

 

俺はビートに対して保証はしない。金を先に払った人が、ビートの所有者だ。Saks FifthやNieman Marcusで新しい服を試着して、「いいね、金は後で払うよ」とかやるのは駄目なのと同じだ。金を払う必要があって、払った時点で、ビートはやっとあなたのものになる。

 

ビートに対する自分の流儀を語ったHit-Boy。さらに彼はJay-Zとカニエ・ウェストの大ヒット曲「Ni**as In Paris」を実家に住んでいるときに作ったとも明かしている。

 

「Ni**as In Paris」に関して言えば、あれは俺がまだ母の家にいる時に、ハングリーな状態で作ったんだ。正直、あの頃からずっと同じメンタリティでやっているよ。

 

彼は「Ni**as In Paris」をプロデュースした直後に、インタースコープ・レコードのジミー・アイオヴィンと契約したようだ。ジミー・アイオヴィンはHit-Boyを「次のドクター・ドレー」と呼び、Hit-Boyは契約金で、スタジオを建て、仲間を契約したとも語っている。

 

(画像=Travis ScottのYouTube/Joella Marano – Jay-Z, CC BY-SA 3.0,)
(Source)
https://hiphopdx.com/news/id.66646/title.hit-boy-says-jay-z-realized-he-had-the-sicko-mode-beat-after-travis-scott-blazed-it

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