Drake(ドレイク)の大ヒットシングル「Nice For What」や、現在ヒット中の6ix9ineとNicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)の「Fefe」をプロデュースした24歳のプロデューサーMurda Beatz。彼は今では大ヒットプロデューサーであるが、数年前までは、成功を夢見ているアップカミングなビートメイカーであった。
そんな彼がRed Bull Musicにて、自身の「カムアップ」について語っている。彼はそのインタビューにて、DrakeやMigosにトラックを提供するのに必要なことをこのように説明する。
Murda「ネットワークを作って、ブランドを作らないといけない。ビッグなアーティストにリーチするには、本当に自分の作品に自信がないとできないんだ。」
T-Pain「でも、どうやって自分のビートをマーケティングしたの?」
Murda「YouTubeにて”◯◯Type Beats”って名前でビートをアップしてたんだ。」
この”Type Beats”というのは、「◯◯(アーティスト名)っぽいビート」という名前で自分のビートをアップロードすることである。アップカミングなプロデューサーの多くは、「Migos Type Beat」というような名前で自分のビートをアップロードをし、そのような「タイプ」のビートを探しているラッパーに発掘してもらうように工夫をしているのだ。
実際にDesiignerの「Panda」も、最初はプロデューサーのMenaceが「Meek Mill Type Beat」というタイトルでアップロードしており、そこからDesiignerに発見されている。Young M.A.の「OOOUUU」も同様だ。アップカミングなプロデューサーはこのような手法をトライする価値があるかもしれない。
インタビュー前編は下記から見ることができる。