最近BETにてドキュメンタリーが放映されたBobby Brown(ボビー・ブラウン)。去年はNew Editionのミニドキュ・シリーズが公開されていたのもあり、レジェンドは再び表舞台に躍り出た。
そんな彼が最後にリリースしたのは2012年のことであったが、この度新曲「Like Bobby」を公開した。この楽曲では、Bobby Brownの最もアイコニックな曲とも言える「Every Little Step」や「Humpin’」に大きく貢献したプロデューサー/ソングライターのBabyface(ベビーフェイス)がプロダクションで参加している。
さらにBruno Marsの「Finesse」などで、若い世代にも広く知れ渡ったであろう「ニュー・ジャック・スウィング」というスタイルを80年代に確立したレジェンドTeddy Riley(テディー・ライリー)がプロダクションにクレジットされている。彼はBobby Brownのアルバム「Don’t Be Cruel」にてドラムのプログラミングやミックスを担当し、ニュー・ジャック・スウィング・スタイルを与えたニュー・ジャック・スウィング最重要人物と言っても過言ではない。「My Prerogative」はBabyfaceとTeddy Rileyの二人が参加した曲であり、Bobby Brown唯一の1位獲得楽曲となっている。
また、こちらの曲ではヒップホップ・バンドの先駆けでもあるThe Roots(ザ・ルーツ)の名曲「The Next Movement」をサンプリングしており、さらにアグレッシブなサウンドでビートがリメイクされている。